第1回で解説したとおり、Windows Server 2008 R2はモジュラー・アーキテクチャの採用により、小さなフットプリント(占有サイズ)を実現しており、これまでになく軽いOSとなっている。よって、最低限必要とされているプロセッサやメモリ容量は、現在、市場で出荷されている平均的なハードウェアと比べても高くないことが分かる。一方で最大メモリ容量は、2Tbytesとなっているなど、現時点で一般的に入手できるハードウェアをはるかに凌駕するスペックをサポートしている。これによって、小規模なシステムから大規模データセンター用のサーバ、高いスペックが求められるデータウェアハウス用サーバなど、Windows Server 2008 R2は、いままで以上に幅広い層に利用可能なものとなっている。 ■64bit版のみの提供となったWindows Server 2008 R2 このシステム要件を見ると、6
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