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2006年7月31日のブックマーク (8件)

  • ナチズムの美学、ナチ神話

    ナチズムの美学 キッチュと死についての考察 サユル・フリードレンダー 著/田中正人訳 社会思想社 諸君、百年もしないうちに天然色映画がもう一制作されて、われわれが切り抜けようとしているすさまじい時代を描くことになるだろう。諸君は、百年以内に諸君を再現してくれるその映画の中で、なんらかの役割を演じたいとは思わないか。今日では、百年後になりたいと願う配役を選択しうるチャンスを誰しもが持っている。諸君に請け合うことができるのだが、その映画は頑張り続けるに値する、人の心を高揚させる見事な大作となるだろう。頑張ってくれたまえ。 一九四四年、映画『コルベルク』にかんして、ゲッベルス 斬新な視点だ。著者の興味の対象は題名(邦題)の通り『ナチズムの美学』。しかしこのは、ナチス時代の情報「そのもの」について「直接」研究したものではない。ナチズムの崩壊からある程度時間を経た60年代以降に「書かれた」ナチズ

  • 少女マンガに巣食う差別主義  川原泉問題 - HODGE'S PARROT

    以前「少女マンガと優性思想」や「ブリテン 『戦争レクイエム』」で示した、川原泉の差別の問題点。 この問題に関して、”それは「古い」作品だから”という弁解が通用しない状況が浮上した。最新作である『レナード現象には理由がある』においても、差別・人権侵害が繰り返されたのだ。 hana53 さんが詳細に論じている。 川原泉「真面目な人には裏がある」 [ハナログ] …と、これは編集がストップをかけるべきだったろうというあんまりなプロットも酷ければ、「BL小説をまとめて読んだから同性愛男性に対して寛容になった」(「レイプものAVを大量に見たからレイプ被害者の苦痛が理解できるようになった」というぐらいにトンチキな話のように思われます)と称しつつ、兄のパートナーの背後に「幻獣バジリスクが見える」と言ってみたり、「ホモ判定実験」なるものを面白半分に実施してみたりする偏見まみれのヒロインに対して、「同性愛に対

    少女マンガに巣食う差別主義  川原泉問題 - HODGE'S PARROT
  • http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20060731

  • デッサンてなあ便利な言葉のように見えましてね。 - 絶叫機械

    Amazonのキム・ヒョンテ画集のレビューより。セカイは広いなあ。どうも絵描きらしいんだけど、この人の考える「デッサン」を知りたい。 http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060728/kim この記事を見て、マンガにおけるデッサンて何なのかを考えてみよう、と検証画像を作ったんだけど、なんか詳しく説明しなくても見たらわかると思ったよ。デッサン、つまりこの場合は立体としての構造の破綻は、ある場面において確実に起こっています。でもそれでいいんじゃないですか。なぜなら同じ画面上で物体の移動を表現するためには、意図的にデッサンを狂わせる必要があるからです。 検証用に使ったのはここの画像です。横たわった絵なのに、こちらへ向かう視線を感じます、それはなぜか? 元画像  元画像から切り抜き。 輪郭線ごと左右反転  輪郭線のみ。 輪郭線を輪切りに。 上方から見るとおそらくこう。で、

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    恋人と別れて30年が過ぎ、その元恋人の娘と出逢う夜 古い友人であるShellyからメッセージが届いた。「私の娘のAdrienneが日に行くのだけれど、時間取って彼女と会ってくれるかしら?」 Shellyはアメリカ在住の白人女性だ。Shellyと俺との関わり合いは、過去に書いた。こちらを参照のこと。25歳に戻れた夜~ブライアン・…

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  • ブックレビュー書きました。が… - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    先月、「南京事件 国民党極秘文書から読み解く」(東中野 修道)のレビューを書いたのです。 http://72.14.235.104/search?q=cache:eGkJMwKhmpoJ:www.amazon.co.jp/gp/product/customer-reviews/479421488X+南京 青狐&hl=ja&ct=clnk&cd=20&client=safari 論証に無理が多すぎ。素人騙しの誘導や印象操作も頻出。, 2006/6/6 レビュアー: 青狐 (関東地方) - レビューをすべて見る 一言で言うと「陰謀史観」。陰謀である、という結論に至るまでの論証が「思い込み」「強弁」「こじつけ」の連発なのだが、彼の導く「結論」の心地よさにまどろみたい人は、その「こじつけ」を察知できぬまま、すらすらと読んでしまうかもしれない。 東中野氏の言説には、「論証のデタラメさ」と「アンフェア

    ブックレビュー書きました。が… - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 野良猫氏がなぜインチキを繰り返すのか、本人の弁 - 煙

    今までの流れ上、上のようなタイトルにした(今回の野良発言は、より深刻な問題をはらんでいるだろう)。 http://miraclemiracle.seesaa.net/article/21677170.html ミラクルさん 一言で言えば、野良氏は統合失調=馬鹿という意味合いに使っているように思え、非常に心外です。 確かに、論理的、抽象的思考が出来なくなるという症状はあり、そういう面からすると「馬鹿になる」というのはあながち間違ってはいません。実際においらもそれで悩んでいたこともありました。 しかし、例え心から心配になったとしても議論の相手に「あなた統合失調じゃないですか?」という行為はちょっと気分が悪くなります。ネットウヨとかなんだかのレッテル張りどころではないですよ。 統合失調は治る病気であり、患者は一生懸命治療に向かっているんです。そりゃ実際に生活に支障が出ることもありますが、元

    野良猫氏がなぜインチキを繰り返すのか、本人の弁 - 煙
    kurotokage
    kurotokage 2006/07/31
    野良猫さんはあちこちの論争に首を突っ込みながら、自ら議論するべき価値の無い人間であることを公言してどうするつもりなのか。というかあまりに稚拙すぎる。
  • 南京事件否定論の背景と日本政府の不作為

    さすがに、人数を明記して「旅団命令で捕虜を殺した」と書いてある戦闘詳報の存在を前にしても否認し続ける人びとを相手にするのは疲れてきたが、ぼちぼち私なりのまとめをば。なにが南京事件否定論を育てる温床になっているのか? まず第一に、南京事件のスケールの大きさである。通常の日人が学校教育で学ぶのは、「南京で日軍が悪いことをやり、たくさんの中国人(教科書によっては「20万人ともいわれる」などの表現も加わる)が殺された」という程度のことでしかなかろう。なにしろわが日政府の公式見解も「旧日軍による南京入城後、非戦闘員の殺害または略奪行為などがあったことは否定できない」と素っ気ないのだから。 4万人とか10万以上とか、まして20万、30万人が亡くなるというのはおよそ非日常的なことであり、人間はそうした事柄を簡単にイメージできるようには進化してこなかった。では南京事件のスケールとはどのようなものな