11月3日、文化の日は日本国憲法が公布された日です。安全保障関連法を巡る議論をきっかけに憲法への関心が高まっていることから、東京の書店では憲法に関する書籍を集めた特設コーナーが設けられ、分かりやすく憲法を伝える本が人気を集めています。 また、若者が多く集まる別の書店で女性の注目を集めているのは7月に発売された「日本国憲法」というタイトルに「ハートマーク」がついた本です。憲法9条には平和を喜ぶ若い男性の姿、「学問の自由」を保障した憲法23条は学校生活など、条文ごとにイラストが描かれ、人気の男性声優が朗読する憲法の条文の音声をダウンロードできる特典もついています。さらに、20年以上前に初版が発売され、憲法の教科書として広く知られる憲法学者、芦部信喜さんの本もことし9月は去年よりも20%ほど多く売れているということです。 三省堂書店神保町本店の岡崎史子さんは「秋に入ってから売り上げが急激に伸びて