タグ

2007年2月4日のブックマーク (11件)

  • 2007-02-02

    池田先生の説教でいろんな論文読ませていただき、勉強になりました。まあ、いろいろと議論はあるのですが、ちょっととっても単純なとこがみのがされているように思っているのです。結論から先にいえば、依然、金融政策が必要かどうかは、実証の問題で早急に結論をつけるわけにはいかない。あー、おもろない結論。 それで、最低限の議論が可能な単純なモデルをつくりましょう。一つの経済で、労働者が100人いて、高い生産性のプロジェクトと低い生産性のプロジェクトの2種類のプロジェクトがあったとしましょう。計算がしやすいように、高い生産性のプロジェクトの生産性を2、低い生産性のプロジェクトの生産性を1としましょう。このわくぐみでは全要素生産性は経済全体の生産性の平均です。たとえば、50人が高生産性プロジェクトに従事し、50人が低生産性プロジェクトに従事していたとしましょう。経済全体の産出つまり、GDPは1×50+2×50

    2007-02-02
  • 地球温暖化のメディアバイアス―池田信夫 blog

    IPCCの第4次報告書の要約版が発表された。こういう世界的なニュースの記事を比較すると、メディアの程度がわかる。NHKの19時ニュースは、こう報じている:最悪の場合、今世紀末には、世界の平均気温が1990年に比べて6.4度上昇するとしています。これは6年前のIPCCの報告を0.6度上回るもので、温暖化が予測を超えるペースで進む可能性を示すものとなりました。このニュースを見た視聴者は、「大変なことになる」と思うだろう。では同じニュースをNHKのお手であるBBCはどう報じているだろうか:The Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC) said temperatures were probably going to increase by 1.8-4C by the end of the century.こっちは1.8〜4度だ。ずいぶん

  • 成長力を回復するにはバブルの「戦後処理」が必要だ - 池田信夫 blog

    政府は「成長力底上げ戦略構想チーム」をつくり、「結果平等」を求める民主党に対抗するという。これは先日の記事にも書いたとおり正しい方向だと思うが、問題はこの「成長力」の中身だ。具体策として出ているのは、中小企業対策や子育て支援など、選挙目当ての補助金バラマキである。 成長力を回復するには、「失われた10年」に成長力が低下した原因を検証し、その教訓に学ぶ必要がある。それについての実証研究の結論は、普通の日語でいうと簡単だ。不況の原因は、企業収益が落ちたことである。それを集計したものがTFP(資・労働の投入を上回る生産性)だから、収益力が回復しない限り、マクロ政策や補助金で成長力を高めることはできない。 企業収益の低下した原因は、二つにわけることができる。第1は、資効率の低下だ。特に不動産・建設業では、バブル崩壊によって業界全体でキャッシュフローが赤字になるという状態が続いたが、こうし

  • 最もオライリー本っぽくない「アンビエント・ファインダビリティ」には、たくさん考えさせられた

    おそらく、このblogの読者の皆さんは経験したことがないだろうが、わたしは、google 検索結果に大泣きしたことがある。ただのツールに過ぎないと思っていたgoogle に、そのときは心底感謝したものだ。 事の起こりは、ある電話から始まった。わたしの大切な人が倒れたという。駆けつけると、その人は目を見開いてただ横たわっているだけで、こちらの呼びかけに応えられないようだ。脳梗塞を疑ったが、医師によると、ギラン・バレー症候群だという。 医師はそれなりに勉強してきたようで、症状・療法・後遺症、そして治る可能性と死ぬ可能性を、それぞれ数値を挙げて説明してくれた。 医師のもとを辞したとき、わたしの目の前は混乱と恐怖だけあった。説明されたことは理解できたし(理解できるような言葉を選んでくれた)、理解したことはちゃんとメモってある(病名のつづり、療法、薬)。それでも何をすればいいのか、そもそもなんでこん

    最もオライリー本っぽくない「アンビエント・ファインダビリティ」には、たくさん考えさせられた
    lackofxx
    lackofxx 2007/02/04
  • Bounce logo

    Ooops! It seems that you've been Bounced away! Click the button to return to the main site.

  • Bounce logo

    Ooops! It seems that you've been Bounced away! Click the button to return to the main site.

  • サイボウズ,年収650万円を上限に年功重視の賃金制度導入へ

    グループウエア大手のサイボウズは2月1日,これまでの成果重視型賃金制度に加え,年功を重視した賃金制度を導入した。同日付けで運用を開始している。従業員は年功重視型か,成果重視型かを選択できる。 現在,サイボウズ従業員の平均年収は620万~630万円。一方,年功重視型では年収の上限が650万円になる。 年功重視型賃金制度の導入は,従業員に安定した労働環境を提供するのが目的。「社員の人生には育児や介護といったさまざまなイベントがある。年功重視型制度によって社員の満足度を高めたい。優秀な人に長く働いてもらいたい」(サイボウズの山田理 取締役/人事部長)。年功重視型賃金制度によって,今後の新卒採用を含め,安定を好むタイプの優秀な人材の確保を狙うほか,少子化対策にも貢献したいとしている。 サイボウズが導入した年功重視型賃金制度は,勤務年数や日々の勤怠をもとに評価する。従業員個人の成果は評価しない。成

    サイボウズ,年収650万円を上限に年功重視の賃金制度導入へ
  • http://nakano.main.jp/blog/archives/2007/02/post_73.html

  • bewaad institute@kasumigaseki(2007-02-02) - [economy]マルクス主義2.0

    ■ [economy]マルクス主義2.0 だから、生産性の高い人間だけを集めて仕事をすれば、途方もない生産性で成果が生まれ、とても自分ではいきれない価値が発生するのは必然である。このことは、養老氏が「脳化社会」と言っている範囲、つまり、普通の人が「社会」とか「リアルな社会」と呼んでいる範囲では、同じように成立する。(略)そして、まずは直径30cmのケーキを差し出す。つまり、自分たちの高い生産性の成果を、惜しげもなく社会に還元する。だから、「アリさん」企業の生産物は、ほとんどがタダになる。電話や検索やメールやワープロがタダになっているのは、全然序の口で、もっといろいろな凄いものがタダになる。広告とかバージョンアップとか、何らかのヒモつきで後でお金を取られるようなニセモノのタダではなくて、物のタダになる。(略)タダにならない部分は、アリさん企業の法人税を財源として、失業手当として支給できる

  • デカルト的な考えによれば人間の身体は機械である: 極東ブログ

    柳沢伯夫厚生労働相が先月二七日、松江市で開かれた島根県議の会合の講演で「産む機械、装置の数は決まっている。あとは一人頭でがんばってもらうしかない」と発言し、その場で人が失言に気が付いて「機械と言ってごめんなさい」と謝罪しさらに「産む役目の人」と訂正し、会合では特段問題もなかったものの、その後なぜだか、一度たりともは女性を「産む機械」に喩えた発言をした事実は許し難いということなのか、政局を左右する大問題になり、野党は柳沢厚労相の辞任を求めるに至っている。 まったくもって女性を機械に喩えるといったことは人間の尊厳を踏みにじる許し難い考えかたであり、そのような思想を持った人間は政治の場から即刻取り除かなくてはならない……ということなのだろう。違うかな。 私にはよくわからないが、まあ、そういうものだろうと思うことにしておく。ここで疑問とか抱いて、どうなんでしょね、とか書いたら、変なとばっちりとか

  • 機械は意識を持つか。コンピューターは意識を持つか。インターネットは意識を持つか。: 極東ブログ

    結論を先に書くと、機械は意識を持つか。イエス。コンピューターは意識を持つか。イエス。インターネットは意識を持つか。イエス。 昨日「極東ブログ: デカルト的な考えによれば人間の身体は機械である」(参照)を書いたおり、私は意図的に機械主義についてオートマトンから始め、デカルトとその後継の機械主義を分け、「デカルト的な考えによれば人間の身体は機械である」とし、けして「デカルトの考えによれば人間は機械である」とは書かなかった。デカルト自身は人間の総体については機械とは考えなかったからだ。 デカルトは、雑駁に言えば、人間の精神は別に存在し松果体によって身体と結びついていると考えていた。また、その精神こそが動物と人間との差異として考えた。このような人間の超越性についての考えの延長には現代ではチョムスキーの思想が存在する(彼はUGの構成性をピアジェが知性の基底を扱うような進化論的な獲得のプロセスモデルと