「メディア芸術祭の作品展、ゲーム少ないよね」 「そう?」 「『妖怪ウオッチ』も『口先番長』も展示されてないでしょ?」 「あ、されてるよ」 「え? どこに」 「あー、ちょっと分かりにくいところなんだよ」 「どこ?」 「隠し通路があって」 「隠されてるの?」 「隠しとけってことなんじゃないの?」 「マジでか(怒)!」 「嘘です」 「嘘か!」 「隠してるわけじゃないんだろうけど。ちょっと分かりにくいの」 「うううむ、隠し通廊、見つけなきゃ!」 というわけで、また行ってきましたメディア芸術祭作品展。 こんにちは、メディア芸術祭エンターテインメント審査委員の米光一成です。 審査委員の飯田和敏くんに教わって、発見!隠し通路。 入って、アート部門の諸作品のなかをしばらく進むと、エンターテインメント部門があらわれ、 右手に「スライムシンセサイザー」がにょろーーんとしながらみょーーと音を立ており、
