10月も間近いこの時期、めっきり涼しくなりましたが、こうした季節の変わり目には風邪を引きやすいものです。しかし、鼻水やくしゃみが止まらなくて風邪だと思っていたら、実は「秋花粉症」だったという可能性もありますので、注意しましょう。 秋花粉症は、文字通り秋に症状が出る花粉症のことです(参考記事:秋晴れの日に外出してから、くしゃみや鼻水が止まらなくなって困っています。)。花粉症といえば、春先にかかるスギ花粉症のイメージが強いのですが、秋にも花粉症はあります。 秋の花粉症も、春の花粉症と同じく、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」が4大症状となります。また、症状が一定せず、悪化したり軽快したりを繰り返すことも特徴です。 ただ、スギやヒノキなど、“木”の花粉によって起こる春の花粉症と違うのは、秋花粉症は、「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」など、空き地や河川敷に群生している“草”の花