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心理学とニセ科学に関するlets_skepticのブックマーク (4)

  • liber studiorum: モーツァルト効果は存在するか?

    茂木先生のインタビューがきっかけで、モーツァルト効果について調べてみました。 『現代のエスプリ』481の「モーツァルトは頭を良くするか」(宮崎謙一・仁平義明)という記事面白かったので紹介したいと思います。 細かな部分は飛ばして、これまでの経緯を記述したところを取り上げますので、研究の詳細を知りたい方は、実際の記事を当たってみてください。 発端は、「ネイチャー」(Nature)1993年10月14日号に掲載された、カリフォルニア大学アーヴァイン校のフランシス・ラウシャーとゴードン・ショーの研究グループによる「音楽と空間的課題の遂行成績」(Music and spatial task performance)だった。 この記事で報告されたのは、大学生たちに、モーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ、二長調、K448」の第一楽章を十分間ほど間かせると、何も聞かせない場合やリラクセーション教示用

  • フェスティンガーの認知的不協和理論(社会心理学 第三回) - 僕と懐疑の関係

    さて、ニセ科学批判系の話ではよく出てくるフェスティンガーの認知的不協和理論(congnitive dissonance theory)です。よく出てくる割には意外に教科書的な説明が見つからないです。 基的説明 獲得した認知間にい違いや矛盾が存在すると(不協和関係)、それを低減するように動機付けられるという理論です。フェスティンガー時代から、認知的不協和理論の研究では行動と情報の不協和関係に特に注目してきました。 不協和の低減には、複数の方法があります。解決の方法のリストと、具体例は以下のような感じです。 「行動=タバコを吸っている:情報=タバコは身体に悪い」 行動の変化:タバコをやめる 認知の変化:タバコと癌の関係ははっきりしていない 新たな認知の追加:タバコにはストレス解消などの無視できないメリットがある 新たな情報への選択的接触:タバコのメリットを示す情報を選択的に集め、タバコのデ

    フェスティンガーの認知的不協和理論(社会心理学 第三回) - 僕と懐疑の関係
  • ハイダーの認知的均衡理論(社会心理学 第二回) - 僕と懐疑の関係

    的説明 「認知的均衡理論(congnitive balance theory)」は、自分(P)と、他者(O)と、対象(X)の間には、均衡状態と不均衡状態があり、不均衡状態にある場合は、不均衡を解消するように動機付けられるという理論です。以下に均衡状態と不均衡状態の図を示します。 例えば、図の2番は、「pさんが嫌いなoさんが、pさんが嫌いなxに肯定的である」、5番は「pさんが好きなoさんは、pさんの好きなxに否定的である」と捉えると、前者が安定している状態で、後者が不安定な状態であることが理解できるのではないでしょうか。 認知的均衡理論は、このような不安定な関係を解消しようと動機付けられるのですから、oの評価やxの評価を変化させることによって、均衡状態にもっていくように動機付けられるということです。 不均衡状態を解消するように動機付けられるだけでなく、不均衡状態よりも均衡状態の方がよく記

    ハイダーの認知的均衡理論(社会心理学 第二回) - 僕と懐疑の関係
  • 態度と認知的一貫性理論(社会心理学 第一回) - 僕と懐疑の関係

    的説明 社会心理学において「態度(attitude*1)」とは以下の3要素に分けて考えられるとのことです。 「態度(attitude)」 感情 認知 行動 「認知的一貫性理論(cognitive consistency theory)」は人の「態度」に関する理論です。態度に関する古典的な理論と呼ばれます。 感情の変化に追随し、認知や行動の変化が起こるという研究がきっかけで、上記3点は一貫する傾向があるという話になっています。 下位の理論としてハイダーの「認知的均衡理論(バランス理論)」と、(よく出てくる)フェスティンガーの「認知的不協和理論」があります*2。 テキストでは、「感情」「認知」「行動」のそれぞれの例として「臓器移植は嫌」「臓器移植は問題が多い」「臓器移植はしない」という例があげられています。 解釈 「認知的斉合性理論」と呼ばれる場合もあるようです。私なりに、ざっくり一般論と

    態度と認知的一貫性理論(社会心理学 第一回) - 僕と懐疑の関係
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