茂木先生のインタビューがきっかけで、モーツァルト効果について調べてみました。 『現代のエスプリ』481の「モーツァルトは頭を良くするか」(宮崎謙一・仁平義明)という記事面白かったので紹介したいと思います。 細かな部分は飛ばして、これまでの経緯を記述したところを取り上げますので、研究の詳細を知りたい方は、実際の記事を当たってみてください。 発端は、「ネイチャー」(Nature)1993年10月14日号に掲載された、カリフォルニア大学アーヴァイン校のフランシス・ラウシャーとゴードン・ショーの研究グループによる「音楽と空間的課題の遂行成績」(Music and spatial task performance)だった。 この記事で報告されたのは、大学生たちに、モーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ、二長調、K448」の第一楽章を十分間ほど間かせると、何も聞かせない場合やリラクセーション教示用