クルースン (3753 Cruithne)(日本ではほかにクルイシン、クルイーニャ、クルーフニェ、クルイニェなどの表記がある)は太陽系の地球近傍小惑星(アテン群)であり、地球に沿った軌道を持つ共軌道天体co-orbital object(英語)である(一部に地球の自然衛星であると唱える者もいるが事実ではない)。 1986年10月10日、オーストラリアのクーナバラブラン(英語版)市にあるサイディング・スプリング天文台において、ダンカン・ウォルドロンがロバート・マックノート、マルコム・ハートレー、マイケル・ホーキンス(Michael R. S Hawkins)らと共に発見した。その後、1983年にチリのヨーロッパ南天天文台で発見された1983 UHと同一であることが判った。 名前[編集] クルースンは、イギリス諸島に最初に住み着いたケルトの部族集団クリフニャ族にちなんで命名された [注釈 1]
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