anonymousに関するllillのブックマーク (27)

  • 「匿名はネットから消えるべき」by Facebookマーケティングディレクタ:Geekなぺーじ

    Facebookマーケティングディレクタで、Facebook共同創設者であるMark Zuckerberg氏の姉であるRandi Zuckerberg氏が「ネット上での匿名は消えるべきだ。("anonymity on the Internet has to go away.")」と発表しました。 「NetworkWorld : Argh! Another Facebook Zuckerberg Wants to Kill Off Anonymity」 人々が匿名で言いたい放題になってしまうので、自分の名前が表示されていた方が人々は礼儀正しくなるというのが理由だそうです。 NetworkWorldでは、Randi Zuckerberg氏による発言へのEEFからの反論も紹介しています。 「Randi Zuckerberg Runs in the Wrong Direction on Pseud

    llill
    llill 2011/08/04
    日本だと脊髄反射的な声が目に入りやすいといったバイアスはあるかもです。深化した議論に目を向けるとトレーサビリティ、あるいはリンカビリティを問題としているのはどちらも同じのように感じます
  • Geekなぺーじ : アメリカのネットって本当に実名主義なの?

    匿名性やネットコミュニティを研究している中央大学ビジネススクールの折田明子先生が "「日人は匿名志向・外国では実名志向」を疑う" という記事を書いていました。 その記事に書いてあることを裏付けられる情報を探そうと思ってWeb検索をしていたのですが、とりあえず現時点で発見したものを紹介しようと思いました。 まず、最初に元ネタに、以下のような一節があります。 私の発表の後に話しかけてくれたドイツ人の学生さん曰く、「Facebookで実名を使う、というのはあり得なくなっています」とのこと。特に就職活動を控えた学生達は、web上に実名でいろいろなことを書いておくと、就職面接でプリントアウトした束を目にすることになるのが怖い、と言う。そのため、彼らが取っている方法は 「ファーストネームは実名、ラストネーム(姓)は偽名」 「アメリカは実名主義」という表現を見る事がありますが、当にそうなのでしょうか

  • 「米国は実名制」という人は「Pseudonym」という単語を調べた方がいいかも:Geekなぺーじ

    「米国は実名制だから日のネットもそうすべきだ」という意見がありますが、それに対する反論でお約束的に登場するのが「実名 vs 匿名ではなくハンドルネームも考慮すべきだ」という意見です。 日では、「ハンドル名」「仮名」「ペンネーム」という表現で語られることが多いのですが、英語では「Pseudonym」という単語もあるようです。 「Pseudonymous」とは、「偽名の」「仮名の」や「ペンネームの」という意味で、「Pseudonymity」という単語はペンネームを利用するということそのものの概念を表現しています。 「Pseudonym」と「Pseudonymity」に関するWikipediaページもありました。 http://en.wikipedia.org/wiki/Pseudonym http://en.wikipedia.org/wiki/Pseudonymity 「Pseudo」と

  • Google、独自SNS「Google+」のプロフィール名問題で対応策を明らかに

    Googleは米国時間2011年7月26日、独自のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Google+」について、名使用を条件とするプロフィール名を巡る問題に対応するために、プロセスに変更を加えると発表した。数週間以内に変更を反映させる。 Google+では、日常生活で使用している氏名でプロフィール名を登録するポリシーを設けているが、これに違反したとの判断を受けたユーザーが多数あった。しかしほとんどは悪意のない不注意によるもので、違反との判断によりプロフィールが停止されたユーザーからは不満と落胆の声が上がった。 こうした反応を受け、Googleはポリシーに準拠していないことをユーザーに通知する方法について変更する。具体的には、ポリシーに違反しているユーザーには警告を表示し、プロフィールを停止するまでに名前を変更する機会を与える。また、ポリシーに従って名前を変更する方法の明確

    Google、独自SNS「Google+」のプロフィール名問題で対応策を明らかに
    llill
    llill 2011/07/28
    "プロフィールで本名以外を表示できるようにする" つまり用途に関わらず実名データは欲しい、ということでしょうか
  • グーグル幹部、「Google+」での本名使用について語る

    Google+」がメンバーに対し同ソーシャルネットワーク上での名使用を義務づけていることをめぐって論争が起きているが、Googleのバイスプレジデントがこの件について自分の考えを述べたようだ。 Googleのソーシャル部門担当シニアバイスプレジデントであるVic Gundotra氏は、米国時間7月24日夜のテクノロジブロガーRobert Scoble氏との対談の中で、GoogleGoogle+に関する初期の取り組みの中でいくつかの過ちを犯したことを認めたと報じられている。しかし、同氏は名使用を義務づけていることはポジティブな雰囲気を作り出すためだと説明し、「レストランがシャツを着用していない人の入店を認めないのと同じことだ」と述べた。 数年前Gundotra氏の部下としてMicrosoftで働いた経験を持つScoble氏は25日、Google+への投稿の中で対談内容の詳細を公開した

    グーグル幹部、「Google+」での本名使用について語る
    llill
    llill 2011/07/26
    明らかな偽名と明らかでない偽名なら後者の方が危険だと思うんですが...リスクを外した対策はただの信仰に見えます / 「実名を使うとポジティブな雰囲気が作られます」 水伝か
  • 身も蓋もなくなるインターネット

    フェイスブックの成功は、インターネットのインフラが新しい時代に入った事を感じさせられる。 以下は今更のことを書くが、 フェイスブックが実名性を取った事が成功要因なのではない。そのソーシャルグラフを友達関係に絞っているのが凄い。リアルな友達関係から、さらにリアルな友達関係の接続の輪を繋ぐために実名が必要だった、それだけだ。 その結果が7億人。 びっくりだ。 それに比べて、ツイッターは旧来のインターネットの世界である。さらに言えばパソコン通信から脈々と続いているハンドルネームの世界だ。 僕はこのオープンな世界は大好きだが、オープンが故に新しい出会いができるんだけど、できそうで、できない、という人間の難しさがフェイスブックとツイッターのユーザー数の差に繋がっていると考えられる。 さて、このリアルインターネットの世界だが、フェイスブックが7億人ものソーシャルグラフを構築するのにやった手として、実名

  • http://openblog.meblog.biz/article/3923225.html

    llill
    llill 2011/03/25
    うるせえ、ikedanob‎ぶつけんぞ / "友人同士の親密な空間が構築できることだ。というのも、悪口(ネガコメ)がないからだ。" 因果関係が逆だと思うんだ
  • 続・Facebookとはてブ

    先日の記事の言及先、Open ブログ: ◆ Facebook と はてブ で、南堂さんからいくつかの意見がコメント欄にて寄せられているので、もう一回整理しておく。 (前回の記事は→Facebook と はてブ ) 南堂さんの記事の主張を、私なりにまとめると。 Facebookは実名登録だから「悪口」がない もし悪口を言ったとしても、言った人が特定される 実名登録だから、コメントの禁止措置が取れる はてなブックマークには悪口が溢れている 自分の姿を見せずにこっそり悪口を言うのが、はてなブックマークの特徴 これらの主張に対して、私の意見は「南堂さんの意見の多くは間違い」 Facebookは「実名登録だから悪口が無い」のではなく、「仲良くするための人の集まりだから悪口が無い(目立たない)」 悪口を言う人の特定は、Facebookに限らず、発言にログインが必要なサービス(はてなブックマークを含む)

    llill
    llill 2011/03/25
    このケースはさておき、エントリページの存在はややこしいものが。はてブだけ「寄生」されているように感じるのもそこかと / 実名・匿名の問題でないのは確か
  • 【日本の議論】ネット上は匿名?実名? 勝間和代氏vsひろゆき氏の“議論”より (1/5ページ) - MSN産経ニュース

    「匿名だと無責任なことがいくらでもできる」「実名だとリスクが大きすぎる」−。不定期に盛り上がるネットの“匿名実名論議”。ここ最近でも10月初め、経済評論家の勝間和代氏(40)が毎日新聞のサイト上で実名使用を呼びかけたところ、「匿名派」とされる2ちゃんねる初代管理人のひろゆき氏(33)や、以前から匿名実名論議について見解を述べてきた匿名派アルファブロガー(世論に影響を与えるブログ執筆者)、小飼弾氏(40)と実名派の弁護士、小倉秀夫氏(41)も各自のブログで意見を表明した。またしても熱い戦いが繰り広げられたが、結局、結論は出たのだろうか。 64%が実名に「反対」 10月4日、勝間氏は毎日新聞のサイト上のコーナー「クロストーク」で、ネットの実名使用の推進とそのメリットについてこう呼びかけた。 《ネットがメディアとしての信頼性を高め、既存のメディアと肩を並べる存在になるには、表現者が自分の名前を開

  • Twitterにおける池田信夫への罵詈雑言が酷すぎる件

    まぁ著名人ユーザー全般に対するpostを見ていても思うことなんだけどさ、最近Twitterを「著名人へ生卵をぶつける好機」みたいに考えている人多くね?社会に出た時期が人間の序列を決める擬似デモクラティックな社会の中で、一方的にイジメ抜かれる私たちにとっての戦争とは、現状をひっくり返して、「丸山眞男」の横っ面をひっぱたける立場にたてるかもしれないという、まさに希望の光なのだ。これ、赤木智弘の言葉だけど、実はこういう状況ってもうとっくに生まれているんじゃないかってTwitter見てて思ったよ。氏は肉体的、物理的な接触を意味する「ひっぱたく」機会を望んでいたようだけど、想像力を働かせれば今ネットで行われている著名人のブログやつぶやきに対する容赦ない罵詈雑言も立派に「底辺がエスタブリッシュメントをひっぱたく」行為だと思えてこない?昔は学者の言葉って綺麗に編集されたテレビや校正を重ねた書籍や新聞ぐら

  • ネットにおける匿名の誹謗中傷を減らすには:Geekなぺーじ

    私はネットでの実名活動推進派です。 実名で活動することでメリットを受ける人は、活発に名前を出すべきだと思いますし、個人の活動が今よりも行いやすい雰囲気が社会に出れば嬉しいと感じています。 しかし、私は匿名活動がネット上から無くなるべきだとは思っていません。 実名ではなく、ハンドル名や芸名での活動も、実名と同等か、もしくはそれ以上の効果があると考えています。 多くの場合「実名推進」と言えば「誹謗中傷対策」という視点で語られますが、私はネットでの実名活動普及が匿名での誹謗中傷を減らすとは考えていません。 ネット上では同時に複数の人格を操作する事が可能であり、実名で活動している人が同時に匿名でも活動ができるためです。 奇麗ごとを実名で発信し、誹謗中傷を匿名で行うという「使い分け」は誰でも容易に実現可能です。 匿名で書いた誹謗中傷的な発言を「こんなこと言っている人がいますね」と他人事のように紹介し

  • kawangoって実は卑怯者じゃね?

    id:kawangoについてだけど、ちょっと前からうすうす思っていたんだよ。 よく「匿名の卑怯者」という言葉を聞くじゃん。ネットに不慣れな人がよく使う言葉というイメージが強くて俺は嫌い。2chみたいなところを「便所の落書き」と言い放って、話題に挙がった時取り合わなかったりな。でも、ハンドルネームも用いないような匿名性の強い掲示板の住人よりも卑怯な人間は、blogの世界でも結構居るんじゃないか。 このkawangoっていう奴がそう。増田よりも遥かに卑怯者なんじゃないかと思う。もう言いたくて言いたくて仕方が無かったから書く。 うまくは表現できないんだけど、こいつ、「自分の威を借りて」投稿しているよな? ドワンゴ関係者であることを「存分に」漂わせておいて、自身のblogのエントリーに説得力を持たせる一方、きわどい書き込みをする時は批判をかわせるように、同一人物であるかどうかの確証が取れる一線は超

    kawangoって実は卑怯者じゃね?
    llill
    llill 2009/08/11
    この主張には実名主義者と同じナイーブさを感じる
  • 匿名の人たちが信用出来ない。 : ひろゆき@オープンSNS

    【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 匿名の人たちが信用出来ない。 最近、有名な大企業だから信頼出来るという暗黙の了解が崩れている気がします。 ・三菱自動車工業のリコール隠し。 ・グッドウィル、子会社のコムスンで、介護報酬不正請求。 ・日テレビ放送網の、虚偽証言の報道。 ・フジテレビ系列の関西テレビによる発掘!あるある大事典の捏造問題 ・雪印の集団中毒事件 ・JTフーズの中国毒餃子事件。 ・朝日新聞社員の2ちゃんねるへの差別的な書き込み ・霞が関の中央省庁の居酒屋タクシー 個人商店であれば、信頼を失うことは、 死活問題に繋がるので、きちんとした仕事をするし、 失敗した場合は、自分で責任を取ることになります。 ところが、大企業の傘の下で仕事をしていると、 何か失敗をしたり、ひどいことをしても、 その人の

    llill
    llill 2009/04/08
    中の人が見えないのはカプセル化じゃないかな。単にフルオープンされても扱いに困るよね。中の人ビッグバン
  • はてな匿名ダイアリーという“心理テスト”----名前以外は丸見え---- - シロクマの屑籠

    はてな匿名ダイアリー”は名前は隠すけれども、名前以外は何も隠してくれない。 むしろあけすけに暴露する。 俺はこいつとか、 http://anond.hatelabo.jp/20090213024442 こいつとか、 http://anond.hatelab.. 個人ニュースサイトを有難がってる情弱に攻撃されたって痛くも痒くもねえよ。 オタクが攻撃されたときのパターン http://anond.hatelabo.jp/20090308152436 以前から私は、“はてな匿名ダイアリー”はどこか危ういサービスだなと思って手をつけないようにしていたが、上の4つのエントリを並べてみて、やっぱりこれは危ないと結論づけることにした。名前(id)は隠してくれるけれど、それ以外の自意識やら執着やらパーソナリティやらがダダ漏れになりすぎる。「はてなで言うなら、id:○○みたいなやつ」といった形で、誰が書い

    はてな匿名ダイアリーという“心理テスト”----名前以外は丸見え---- - シロクマの屑籠
    llill
    llill 2009/03/16
    ひどく無粋だけど自衛には必要な話かな。場の価値としてはむしろそこにあるかもだけど
  • ネットリテラシーを高めて 匿名情報の質を見極めよう!:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 有名人のブログ炎上事件が相次いでいる。 匿名の書き込みは責任追及を逃れやすく、悪意が暴走しがちだ。 言論の自由とのバランスの取り方、匿名情報の信憑性を検証する方法とは? お笑いタレントのスマイリーキクチさんのブログに「殺人犯」などと事実無根の書き込みがされた事件に対して、2月に警視庁が一斉摘発に乗り出し、17~45歳の男女18人を名誉棄損容疑で書類送検しました。ネット上の書き込みを苦にして韓国の女優が自殺した事件もありましたし、日でも刑事事件や訴訟に発展するケースが増えています。 今年1月には、自分のホームページにラーメン店チェーンを中傷する文章を載せたとして名誉棄損罪に問われた男性会社員に対し、東京高裁が一審判決の無罪を破棄して、罰金30

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  • 実名、匿名、そして流浪 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    匿名と実名、どっちがいいんでしょうねえ。たまたま好対照なふたつの記事を読んだのですよ。結構前の記事だけどね。 http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1275 http://www.shosasaki.com/2008/07/31/realname_5merits/ そういや自分も書いてたな。 ビビリな若者たちよ!! 実名ブログで自分を「見える化」する勇気を!! | 日経 xTECH(クロステック) この記事に反応して、 (過去記事)イチビリな若者たちよ!!匿名ブログで自分を「見えない化」する配慮を!! - (旧姓)タケルンバ卿日記 2008-04-11 こんな感じで。基的にはどんなものでも人それぞれメリット・デメリットが違うので、一概には言えないということなんだけどさ。 誰かの「○○すべき」は、

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  • 嫌いなブログは、はてな匿名ダイアリー - 視基aB

    やはり、オフ会で一番のお楽しみは嫌いなブログについて語りあうことで決定らしいのですが、最近オフ会に出ておらず嫌いなブログ語りたい衝動を上手に発散できていないので、嫌いなブログについて発表します!! ジャーン!! はてな匿名ダイアリーでした!! ということではてな匿名ダイアリーのここが許せん!! について語りたい。 僕が嫌いなはてな匿名ダイアリーというのは、ホットエントリーを通じて観察される、匿名のはてな匿名ダイアリー利用者によるエントリー投入と、ID持ちはてなブックマーク利用者によるブックマークコメントによってなされる交流まで含んでの、はてな匿名ダイアリー圏を指しているのですが、その中で、はてな匿名ダイアリーの嫌さは、顕名者が匿名者に言及するとき特有の傲慢さ、それへの無自覚に尽きます。ホットエントリーにあがっているような匿名ダイアリーのブックマークエントリを覗くと、沢山の、匿名ダイアリー

    嫌いなブログは、はてな匿名ダイアリー - 視基aB
  • なんで増田で書くの?

    「いい意見。でも、せっかくまともな意見なのに、なんで増田で書くの?はてダでやればいいのに」 こんなような意見を、たまにもらうことがある。 その事自体は、正直ちょっとウレシくて照れてしまうのだが(相手はそこまでの気持ちで言っていないだろうがw)、 しかし、同時に「なんで増田で書くの?」というのが、よく分からないのだ。 はてなでは、発言に「格」みたいなものがあって、それが「増田<<<<<ダイアリー」みたいな感じだってことなんだろうか?ボクはそもそもそういう前提をあまり考えたことがなかったからこういう発言を聞くたび照れると同時に不思議にも感じる。 逆に、dis系の意見に対しても、「増田で言われても説得力がない」と言っているのを見たりする。 あれもよく分からない。どこで言おうが、発言の内容が同じなら、説得力は同じだと思うのだが。というか、違ったら、マズくないか?(まあ人間の心理として、どうしてもち

    なんで増田で書くの?
  • 実名とハンドル名を機能として比較してみる - 適宜覚書はてな異本

    表題の通り、実名とハンドル名を機能として比較してみる。実名と匿名(アノニマス)の比較ではない。 まず名前とは何かを考えてみた。名前とは特定の中身に対して与えられたタグのことだ。何故そんなものが必要かといえば、名前の無い中身を特定して扱うのが困難だからだ。出来ないからではない。例えば、中身の特徴を具体的に羅列していけば固有の中身を特定することは出来る。しかし、一個の中身を表現するのにいちいち特徴を列挙して表現するのは非常に効率が悪い。名前を付けてしまえば、その名前さえ呼べば良いので簡潔だ*1。言いかえるなら、名前とは属性を多く含むオブジェクトを呼ぶ便宜としてのみ意味がある。 人間は生まれてすぐに親から名前を付けてもらう。他の人とは違うその子だけを特定するための名前だ*2。ここで付けられる名前(以降、実名とする)は、人の否応無しに決められる。そして、慣習的にも法的にも実効性を伴ってその子自身

  • オンライン匿名性の終焉--単一IDが与える影響を考える

    今、われわれはインターネットの新しい時代を迎えようとしているようだ。匿名で顔のないIPアドレスの代わりに、ソーシャルコンピューティングや変化し続けるテクノロジによって、「現実」世界と「仮想」世界の境界が不鮮明になってきている。Web 2.0は、あるサイトでは写真を投稿し、別のサイトではStumbleUponでブックマークを登録し、さらにTwitterやDiggに参加するなど、自分の生活の断片をネット上で共有することで、自分のアイデンティティが部分的に少しずつ公開されて行く世界を造り出した。しかし、ソーシャルメディアの登場は、新しいウェブを急速に形作る変化の1つにすぎない。 近い将来のウェブでは、もはや匿名性は存在しない。匿名性はすでに存在しないという主張も成り立つかもしれないが、それは完全に正しいわけではない。今でも、例えばTwitterなどのソーシャルネットワークサイトで、他人の名前やブ

    オンライン匿名性の終焉--単一IDが与える影響を考える