米国では2023年の9月から公開していたGoogleのAIチャット「Bard」の拡張機能が、日本でも同年12月から利用できるようになりました。今回は、具体的な活用事例として、福岡行きの旅行をプランニングしてみました。 なお拡張機能を使うには設定変更が必要。Bardの右上にあるジグソーパズルのようなアイコンから拡張機能の設定ができます。
今年は大規模言語モデル(LLM)の様々な分野へ導入した論文がトップジャーナルに溢れるようになる元年と言えるかも知れない。一般の方ににとってLLMは、ChatGPTのようなテキストを学習させたモデルを指すのだと思うが、元々ノンリニアーな情報を扱う生物学では、早くから様々な目的でLLMの導入が進んでいる。最も普及しているのが蛋白質の構造予測もでるαフォールドだろう。 過去の経験は未来の予測に重要だが、これまでの予測はデータをなんとか法則に落とし込んで、その法則を未来に適用してきた。これに対しLLMでは、過去のデータを自然にコンテクスト化して、そこから最も確率の高い結果を導き出す。まさに生物情報に合致したモデルと言えるが、これと似ているのが気象現象だ。 本日紹介する論文 今日紹介するGoogleの2つの研究所からの論文は、3700万パラメーターを持つニューラルネットを用いて、地球規模で過去の気象
The Hacker Newsは1月2日(米国時間)、「Google Settles $5 Billion Privacy Lawsuit Over Tracking Users in 'Incognito Mode'」において、Googleがシークレットモード中のプライバシー保護を巡って争っていた訴訟において、原告と和解したと伝えた。2020年6月に開始されたこの集団訴訟で、原告は、ユーザーがGoogleのWebブラウザでシークレットモードを選択したにもかかわらず、ユーザーの行動情報の収集が続いており、プライバシー侵害にあたると訴えていた。 シークレットモード中のユーザの行動追跡に関する諸相でGoogleが和解に合意 Google Chromeのシークレットモードとは Chromeのシークレットモードは、閲覧履歴やCookie、フォームへの入力情報などといったデータがWebブラウザに記録
The Registerは1月2日(現地時間)、「Google password resets not enough to stop this malware • The Register」において、情報窃取マルウェアにセッション情報を窃取された場合、Googleパスワードを変更するだけでは不十分だとして、注意を呼び掛けた。最新のセキュリティ研究によると、ユーザーが侵害に気づいてパスワードを変更しても、脅威アクターは侵害したアカウントにアクセスできるという。 Google password resets not enough to stop this malware • The Register Google認証が抱えるゼロデイ脆弱性悪用の概要 このGoogleのゼロデイの脆弱性は、2023年10月に「PRISMA」と呼ばれる脅威アクターにより悪用が予告されていた。The Register
メールシステム担当の人はもちろん、インフラ担当の人もDNSの設定とかで既に知ってはると思いますが、 10月にGoogleが発表した2024年2月から始まるGmailとYahoo!(米国)におけるスパム対策強化のあれです。 海外では数年前から"No Auth, No Entry"って「代表なくして課税なし」みたいな感じで言われているアレです。 識者の方々がいろんなところで記事にしてはりますので、他のところであんまり書かれていない気がするとこだけ記します。 まずは公式情報 Google Googleについては以下の二ヶ所を読んで理解して実践しておけば大丈夫そうです、たぶん。 パラメーターのhl=enをhl=jaに変えると日本語版になりますが、更新されるのが遅いので最初に英語版を見ておくのが良いです。 Email Sender Guidelines(81126) Email Sender Gui
「Googleカレンダー」から利用できる、やるべきことを登録して進行管理等に役立てられる「Googleタスク」。そのGoogleタスクが2023年11月16日、Googleカレンダーのアップデートによって使い勝手が大幅に向上しています。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。 これはGoogleカレンダーの「リマインダー」機能と、Googleタスクを統合する取り組みの一環として進められていたもの(第60回参照)。 Googleタスク機能に類する機能はGoogle Workspaceの各機能に分散していたのですが、グーグルではその集約を進め、Googleタスクとリマインダーの統合によってタスク管理がGoogleタスクに一本化されたのです。 Googleタスクの管理が大幅に変更 そして今回の変更によって、GoogleカレンダーにおけるGoogleタス
Google Bard便利すぎ。Gmailから検索して表まで作るだなんて…2023.12.20 20:00103,390 小暮ひさのり 仕事、楽になる予感しかしない。 Googleのチャットボット「Google Bard」。話してみると、受け答えはまだまだ勉強中といった感じで、ChatGPTの方が先を行っている感はありますけど、それでも新機能を突っ込んでくるのがGoogleの偉いところ。 先日、「Google Workspace」の拡張機能が実装され、Gmail、Drive、Docsとも連携できるようになりました。特に刺さったのがGmail。この機能、Gmailをメインでやりとりしているなら使ったほうがいいですよ。 Gmailからいろいろな情報を探して提示できるのが神すぎ…Image: 小暮ひさのりGmailを見られて助かるのが、「あのメール返したかな?」とか「あの案件の期日いつって言われ
Abnormal Securityは12月13日(米国時間)、「BazarCall Attack: Using Google Forms With Call-Back…|Abnormal」において、Googleフォームが高度なフィッシング攻撃に悪用されているとして、注意を喚起した。高度なフィッシング攻撃の一つに、「BazarCall(別名:BazaCall)」と呼ばれるフィッシング攻撃がある。この攻撃には、被害者を誘導して攻撃者と対話(電話)させるという特徴があるが、今回確認された攻撃では、このBazarCall攻撃においてGoogleフォームが悪用されたとみられる。 BazarCall Attack: Using Google Forms With Call-Back…|Abnormal 今回発見されたフィッシング攻撃の手口 従来のBazarCall攻撃ではフィッシングメールにより標的か
折れ線グラフを描画するためのフォント「Linefont」、波形・スペクトル・ダイアグラム・ヒストグラムなどの棒データを描画するためのフォント「Wavefont」が、Google Fontsで利用できるようになったので紹介します。 Linefont | Wavefont フォントのライセンスはSIL Open Font Licenseで、個人でも商用プロジェクトでも無料で利用できます。 まずは、Linefont。 Linefontは中小規模の折れ線グラフ(時系列など)を描画するためのフォントです。値は0~100の範囲でさまざまな文字に割り当てられます。範囲、値、ウェイトはWavefontと互換性があり、視覚的な一貫性を維持しながらフォントを交換できます。
ラブグラフでエンジニアをしています横江 ( @yokoe24 ) です。 ラブグラフでは、エンジニア以外で Google Apps Script (GAS) を書く方も多く、 Slack通知の自動化など、業務の効率化がおこなわれています。 マジですごいと思います! GASをエンジニア以外が書く問題点 一方で、コードを見るとプログラマーからするとムズムズするところもあります。 変数名に snake_case が混ざっている インデントが揃っていない for文の中で getValue() を回している Google Apps Script の getValue() メソッドはコストが高く、何度も実行するとタイムアウトの可能性が高まる == で比較している double quotes " と single quotes ' が混ざっている こういうコードを見ると直したくてウズウズしてしまいます。
現在、Webアプリの約60%がHTTP/2を採用しているという。 新たな攻撃は、何十万ものリクエストを作成し、すぐにキャンセルすることで機能するとCloudflareは説明した。リクエスト/キャンセルのパターンを大規模に自動化することでWebサイトを停止に追い込む。 3社は、HTTP/2を採用するプロバイダーに対し、可能な限り早くセキュリティパッチを適用するよう呼びかけた。 クライアントによるこの攻撃への最善策は、利用可能なすべてのHTTPフラッド保護ツールを使用し、多面的な緩和策でDDoS耐性を強化することだとしている。 Cloudflareは、8月の攻撃について今報告するのは、「可能な限り多数のセキュリティベンダーに対応の機会を与えるため、情報を制限してきた」と説明した。 HTTP/2 Rapid Reset Attackの詳しい説明などは、以下の「関連リンク」の各社の公式ブログを参照
Google Apps Scriptでデータを組織に流通させる:②Looker StudioのダッシュボードキャプチャをSlackに投稿するGoogleAppsScriptSlackLookerStudio はじめに せっかくダッシュボードを作ったものの見に行くのが面倒で、だんだん使わなくなるというのは意外とよくあることです。これを防ぐための一つの施策として、ダッシュボード化している情報の一部をコミュニケーションツールに流し込むというのがあります。データの方にいくのが面倒なのであれば、データに来てもらえばよいのです。 今回は、そのための方法として、 ①BigQueryにクエリを叩いてSlackに投稿する(前回の記事) ②Looker StudioのダッシュボードキャプチャをSlackに投稿する(今回の記事) の2種類を2回に分けて説明します。 これができると、 シンプルなKPIの把握や、リ
Google DomainsがSquarespaceに買収されるので、持っているドメインとカスタムドメインのメールアドレスをCloudflare Registrarに移管した。 Cloudflare Registrar · Cloudflare Registrar docs 基本的にはCloudflare Registrarに表示される手順でやっておけば、問題は起きなかったので、よくできてると思った。 次のような手順で順番に移管していたので、移管時のメモ。 手順 Google Domainsの移行準備 Cloudflareのname serverを使うように移行する ドメインの移管 メールの転送設定 Google Domainsの移行準備 移管する前に、Google Domainに登録しているドメインの設定を変更しておく。 それぞれONになってると移管時に問題が発生する。 DNSSECを無
第66回まで取り上げた、Google Workplaceで利用可能なグーグルのAIチャットツール「Bard」。まだ試験運用中ではありますが、それだけに機能進化のスピードも早く、新機能が次々と追加されています。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。 実際、2023年9月19日にも新たなアップデートが実施されており、日本語では利用できなかったいくつかの機能が日本語で使えるようになっています。そこで、今回はBardで使えるようになった新機能について、いくつか紹介しておきましょう。 Bardで使えるようになった日本語版の「Googleレンズ」 新機能の1つとなるのが「Googleレンズ」です。GoogleレンズはAI技術を活用し、写真に写っているものが何であるかを調べることができるツールですが、これをBardにも取り入れ、写真や画像を用いた質問ができる
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