肥満の治療で脳に電流を流したら、30年前の記憶が鮮明に蘇ってしまった 肥満の人に食欲抑制の治療を行ったら、副作用によって、全く別のところが改善されたというニュースがありました。 それは何かというと記憶です。 まさに偶然の発見だったのですが、治療は肥満の人の食欲をコントロールするため行なわれました。 アルツハイマーなどの疾患を治療する場合に、記憶をつかさどる脳内を刺激することは記憶を呼び起こす鍵を握ると言われています。肥満患者の治療での思いもよらなかった副作用の結果としてそうなったようです。 この患者には、食欲をコントロールする視床下部と呼ばれる部分へ電極を埋め込み、電流を送りこみました。 ところが200kg近い体重がある、この患者の食欲を抑える予定だったのが、脳を刺激したことにより、彼の30年前の記憶を鮮やかに呼び起こしたそうです。 この驚くべき結果により、脳内のペースメーカーの可能性が取
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