真理とは疑いようのない確信であり真実である そして人間が死ぬという事は真理である だから自分が死ぬという事も真理である 人生のゴールは死である つまり人は死ぬために生きているのである それが人生の目的であり真理である 人生には目的が必要である 目的のない人生には、不安と絶望しかない つまり絶対的な不幸が、目的のない人生には用意されている しかし人は皆死ぬ つまり人生の目的は「死」でしか「ありえない」のである 死以外の目的で人生を生きるということは 自分を騙しながら、真理を偽りながら生きる 自己欺瞞的な生き方でしかない 例えば人生とは広大な海での水泳である 目的のない人生とはゴールのない水泳である そして目的のある人生とはゴールのある水泳である しかし死以外のゴールはこの世には存在しないのである その海には陸地が存在しないからである それなのにあたかも陸