ニコラ・アンドレア・タラリス(NICORAS ANDREAS TARALIS)はパリ・ファッション・ウィーク初日、2011年春夏コレクションを発表した。パレ・ド・トーキョーの真っ白な四角い空間。夕暮れのような暗い照明の中、遠くに聞こえる鐘のようなBGMを聞きながら、ショーの開始を待っていた。 ファーストルックは細かいプリーツが施された薄い布地が幾重にも重なった、黒いミニスカート。レディスもメンズにも、異なる表情の黒の布地が組み合わされ、黒一色のスタイルの中にも繊細なニュアンスが加わる。ブラウスの袖からつながった布地や、ワンピースのネックからつながった共布のスカーフがトレーンのようにエレガントにたなびく。ネットのようなメッシュ素材がシックなスタイルにスポーティーさをプラス。シースルーやメッシュの布地で作られたポンチョはミステリアスな雰囲気を醸し出す。フロントだけのロングベストやテーラードジャ
Paris fashion week, which began on Tuesday, faces a dilemma: stick with the minimalist aesthetic championed last season, and risk looking outdated. Or embrace the exuberant 1970s trend that has swept New York, London and Milan fashion weeks, and look derivative. As outdated and derivative are to fashion what rocks and hard places are to the wider world, this is not an enviable position. Six months
ロンドン・ファッション・ウィークの最終日の9月22日、ルー ダルトン(LOU DALTON)が2011年春夏メンズ・コレクションを発表した。 今期のコレクションのテーマは、「遊牧民の生活とジプシーの不適合さ」。デザイナー自身がインド、ヨーロッパそして北アフリカを旅し、見て、感じたものを今回のコレクションに反映されている。紺やグレー、カーキ、ベージュといったベーシックなカラーを中心に、ビビッドなピンクなどを差し込む。半袖シャツに入れられた孔雀の羽を連想させる柄などが遊牧民をイメージさせる。ラストルックのベージュのジャケットはフロントのジッパーが2つ付いているなど、ベーシックな中に変化と遊び心の加わった秀逸なコレクションだった。
並みのデザイナーがやれば、もちろんショウはぶち壊し。でもミウッチャは確信犯だ。いつだって自分を信じ、シーズンごとに誰の真似でもないユニークなスタイルを提案してきた。そうしてショウが終わるころまでには、みんなを納得させ、感激させ、やっぱりプラダを着なくちゃと思わせている。 長引く不景気から抜け出したくて、今シーズンの基調はオプティミズム(楽観主義)。そんなブランドが多いなかで、プラダは1ランク上の明るいコレクションを見せた。幕開けは、直線的でまったく飾り気のないドレスたち。白ければナースの制服になりそうだけれど、プラダが用意した色彩はオレンジにブルー、そしてグリーン。どれも最高に鮮やかだ。さらに意表をつくのがロココ調のプリントで、なんとモンキーのイラスト入り。そう、お猿さんだ。なぜプラダにお猿さん? なぜなら黄色や緑のバナナがスカートやシャツにたくさん描かれているから。ちなみにショウの終わり
11年春夏コレクション、「ジル・サンダー」デザイナーのラフ・シモンズは素晴らしい仕事を成し遂げた。「ジル・サンダー」のコレクションは、これまで見たこともないほど独創性にあふれていた。「驚くほど美しい。ものすごくレベルの高い色彩の講義を受けているよう。色彩も、服も、表現もこれ以上ないくらい完璧だ」とVogueのKatePhelanは言う。 ラフ・シモンズはネオンカラーのトレンドを取り入れ、それを見事に自分のものにしていた。ピンク、オレンジ、グリーン、イエロー、そしてブルーが舞台の上から明るい光を振りまいている。どうしても色使いに目を奪われてしまうが、さまざまに形を変えるスカートはウエスト辺りでラフに襞をとり、趣向を凝らしたフォルムとは対照的な白いTシャツをシンプルに合わせることで輝きを増している。 色とりどりのストライプのバッグは、レザーからプラスティックまで素材もさまざまだ。ホワイトとピン
パリ、ニューヨークとともに世界のファッションをリードする2011年春夏ミラノ・コレクションが22日午前(日本時間同日午後)、イタリア北部ミラノで開幕した。 今シーズンの1番手は「アンジェロ・マラーニ」。黒にピンクや黄色など派手な色をあしらい、体のラインを強調したワンピースやミニスカートが目を引いた。 これまで1番手を飾っていた「エレナ・ミロ」はショーに参加できなかった。主催者側は「国際ブランドの水準に達していない」と説明。ふっくらとした体形の女性を対象にした作品で有名だっただけに、同社は「やせ過ぎモデルばかりを使うファッション界に快く思われていないため」と反発している。 今回はメーン会場が郊外から市中心部に移されたほか、市内に大型テレビを設置、ショーの様子を映すなど一般の人に親しみやすい趣向も凝らされた。 人気ブランドでは「グッチ」が22日午後、「プラダ」が23日、「ジョルジオ アルマーニ
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