カッコ良さの男女格差。これ、ずっと感じていたことです。日本女性はどんどんカッコ良くなって、海外からの評価もうなぎ登り。仕事場での女性のスタイル進出は留まるところを知りません。 一方、男性は。大学生くらいまではずいぶんおしゃれ男子も増えていますが、社会に出たとたん、画一化してしまいます。基本的に社会人男性はコンプレックスをエネルギーにして、その力を仕事にぶつけていくことが普通です。(今まではですが) 論理思考、リーダーシップ、コミュニケーション、そして英語などに対しては、改善しようという意欲は満々。しかし、スタイルに関してはどうでしょう。 たしかに、数年前はちょいワルオヤジなどのブームはありましたが、これとて高所得層に狙いを定めたマーケティング。オンの仕事場での話ではありませんでしたから、広がりも限定的でした。 クールビズやウォームビズはどうなの? では、クールビズやウォームビズは? たしか
ビジネスパーソンの服装は、どこまで「崩して」構わないものなのでしょうか。業種や職種によって事情は様々だとは思いますが、読者の普段の現状と、「ここまでは認めるべき」という考えをお聞きしました。 現状として「ノーネクタイ」「上着なし」「半袖シャツ」は9割以上で認められており、ほぼ、ビジネス界で「普通のこと」というコンセンサスが得られているようです。比較的、現状と認識の乖離が大きいのは「ポロシャツ」「スニーカー」「サンダル履き」といったところで、認められている割合に2~4割ほどの差があります。 勤務形態によって大きく差が出るものを一部抜粋してグラフにしてみました。認められている度合いにばらつきが出るのは「ポロシャツ」「スニーカー」「サンダル履き」「Tシャツ」などです。例えばポロシャツは「外回りが多い」場合は19.4%、「内勤が多く、社外の人にほとんど会わない」場合は46.0%と2倍以上の差があり
新語や流行語を観察していると、「○○族」という表現によく出会います。古いところでは戦後まもなく登場した「斜陽族」や「太陽族」など(意味は後述)。比較的新しいところでは「夜カジ族」(夜に家事をする人)とか、「席朝族」(出社して会社の席で朝食を食べる人)とか、「一駅族」(通勤の際に健康のため1駅分歩く人)といった言葉が登場しています。 しかしながら近年では、この表現を使ったメジャーな流行語が登場していません。「太陽族」「暴走族」などに匹敵する存在感を持つ言葉が登場していないのです。そこで今回は「○○族」の変遷をたどりながら、このような表現が衰退した理由や、その背景にある社会変化について分析しようと思います。 斜陽族の40年代、太陽族の50年代 では最初に「○○族」の歴史を概観しましょう。「家族」「一族」「民族」などの基本語や「郵政族」などの政治用語などは除外して考えます。 まず1940年代には
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 食品や衣料品の原料となる農産物の価格が高騰している。新興国での需要増に加え、天候不順や余剰マネーの流入が価格上昇の要因に。世界でのインフレと国内で続くデフレ傾向。日本はこの板挟みに耐えられるのか。 衣料品の工場が立ち並ぶ中国・南京市郊外。欧米系の大手ファストファッションの商品を手がける縫製工場の中国人経営者は苦しい胸の内を語る。 「ただでさえ人件費高騰などに頭を悩ませているのに、この原料価格高騰は大きな打撃だ。中小の工場の中には厳しい状態に追い込まれるところも出てくるのではないか」 中国の工場経営者たちの頭を悩ませているのが原料となる綿花の価格高騰だ。2010年初頭には1ポンド(約453g)75セント近辺だったニューヨーク綿花の先物価格は昨年
私の妻は日本人。イタリア人のメイクアップアーティストにメイクをしてもらったことがある。 その時、帰宅してきた顔を見て、「な、なんだ! そのニューハーフ顔は!」と思わず叫んでしまった。あまりにどきつい。本人も洗面所に駆け込んで、急いで化粧を落とした。しかし、帰宅途中、道行く人たちが妻の顔を笑ったということはない。 結局、妻がイタリア人にメイクを任せたのは、2回しかない。懲りごりなのだ。1回目、派手派手しいカラーで目の周辺をべっとりと塗られた。そこで彼女は、2回目は「自然な感じに・・・」と頼んだ。確かに、メイクアップアーティストは、青系ではなく、茶系を使った。だが、日本人にしてみれば“ケバイ”のは変わらなかった。 日本では化粧したかどうか分からないような、自然な化粧が好まれる。しかしヨーロッパでは、化粧をするなら、化粧をしたことがはっきり分かる化粧がよい。日本水墨画を象徴する絵師である長谷川等
ネット企業とファッション関連企業の提携が相次いでいる。以前は売れないとされた衣料品や雑貨が伸びているためだ。市場の縮小が止まらないアパレル業界の救世主となるのか。 インターネット関連の大手企業とファッション関連企業の提携が相次いでいる。 11月24日、ヤフーはファッション衣料などのショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を手がけるスタートトゥデイと業務提携すると発表。翌日には楽天がネット通販分野で丸井グループと提携した。 ヤフーとスタートトゥデイは「Yahoo!ショッピング」のサイト内でZOZOTOWNの取扱商品を検索できるようにするほか、スタートトゥデイが作る国内のファッションブランドの製品情報を集めたデータベースをヤフーが利用する。 一方、楽天と丸井の提携は、丸井がネット通販サイト「楽天市場」に出店。丸井が店舗や自社のサイトで販売しているプライベートブランドを中心に、楽天市
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