記者会見するジャーナリストの安田純平さん=東京都千代田区の日本記者クラブで2018年11月2日午前11時23分、長谷川直亮撮影 シリアで武装勢力に拘束されていたジャーナリストの安田純平さん(44)が帰国してから約1週間。安田さんが危険を知りながら紛争地に入ったことに対し、インターネット上で批判が絶えない。2日の記者会見後も厳しい投稿があった。識者は「現地取材がなければ状況は分からない。ジャーナリズムの重要性への理解を地道に広げる必要がある」と呼びかける。 ツイッターには「今回も日本政府にお尻を拭いてもらった。その政府を批判すれば非難を浴びる」「殺されても文句は言えないはずだ」との批判がある一方、「安田氏が自己責任を認めたので批判するのをやめます」といった投稿があった。
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