先日、移動の車の中で、上司と話をしていたときに、 「わからないこと、が、できる、って、コンサルタントとして必要じゃん?」 と、何気なく彼が言ったひとことが頭にこびり付いています。 そう。活躍しているコンサルタントほど、いつもクライアントの奥深くの課題に対する、新しいテーマでプロジェクトを回しています。 同じ業界の同じ会社の同じテーマ、という再現性の担保された誰にでもできるプロジェクトなんてアサインされません。 毎回自分がやったことのないテーマにチャレンジしながら、自分を磨いています。 新卒1年目で右も左もわからない状況では、最初の1歩目すら検討がつがず、立ち往生してしまう状況に陥ることがままあります。 さすがに、2年ほどやった頃でしょうか。 一通りの戦略・組織・オペレーション・コストといったテーマを経験すると、「やったことがないテーマ」=「わからない」という状況も、圧倒的に減ってきます。