敏腕出版プロデューサーの夫人とともに、5日間ほどの滞在の間にノーベル文学賞も近いと噂されるアノ人気作家や、ソニー会長兼社長のハワード・ストリンガーと会食をしたそうだ。『グーグル秘録』にも登場するストリンガーとは、彼がCBS社長からソニーに転じるはるか以前、CBSニュースのファクトチェッカーだった時代からのつきあいという。2人が会食した数日後、ソニーはグーグルやインテルなどと組んで今秋ネットテレビを米国で発売することを発表したが、恐らく神戸牛をつつきながら、そんな話も聞いていたのだろう。 『グーグル秘録』には、当時ソニーCEO(最高責任経営者)だった出井伸之にオーレッタが「iPod(アイポッド)に脅威を感じるか」と尋ねたところ、出井が「アップルはものづくりを知らない。1~2年以内に音楽産業から手を引くさ」と語るくだりがある。こうしたエピソードを満載できるのも、20年以上にわたってメディア業界
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン スマートフォン「iPhone 4(アイフォーン4)」の発売日を迎え国内でも盛り上がる米アップル陣営だが、iPhoneとパッド型端末「iPad(アイパッド)」向けのオペレーティングシステム「iOS」の最新バージョン発表など、新製品の投入が続いている。一方の米グーグルによるAndroid(アンドロイド)陣営も、スマートフォンのみならずパッド型端末やGoogleTVなど、より多角的な展開で勢いを増している。 こうしたアップルとグーグルのプラットフォームを巡る競争について、本連載では過去2回に渡り分析を続けてきた。ただ前回の文末でも触れた通り、筆者はこの2社の対立の構図だけでは状況を読み解くのに不十分だと感じている。まとめとなる今回は、もう一方の雄で
Web調査は2010年1月15、16日の2日間、小学生から50代の男女を対象に実施したもの。6600の有効回答を得た。これによると、インターネットの利用目的として最も多かったのは「メール」で81.4%、2位が「オンラインショッピング」で70.1%、3位が「動画」で68.4%だった。ただし、これを中学生・高校生・大学生に限定すると、男女ともに1位は「動画」になる。グーグルでは「テレビ代わりにYouTubeなどの動画視聴を楽しむ層が増えている」と分析した。 使用する端末別に、インターネットでどんなことを検索するか調べると、パソコンでは「趣味」(63.6%)、「ショッピング」(58.8%)、「地図」(58.0%)が上位を占めるのに対し、携帯電話では「天気予報」(27.7%)、「乗換検索」(27.6%)、「最新ニュース」(23.8%)が上位に挙がった。じっくり調べる情報ほど、パソコンが活用されてい
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