フライドポテトやフライドチキンが好きな人は多いが、体への影響を考えると、油分を多量に含んでいるのが気になるところ。健康志向が高まっている昨今では、油で揚げずに電子レンジやオーブンを使ってそれに近い調理をする方法も広く知られているが、このほど家電メーカーのフィリップスは、油を使わずにフライのように仕上げられる「エアフライヤー」なる製品を開発した。この製品は200度の高温の空気を対流させることにより、ポテトや肉を油で揚げたように調理できるのが売りで、先日ドイツ・ベルリンで開かれた家電見本市に出品され話題を呼んでいる。 一見、小型の炊飯器のような形をした「エアフライヤー」。この製品は最高200度の空気を高速で循環させるという独自技術が用いられている。これにより、油を使わずに「肉やスナックなど多くの物を、手軽に素早く揚げることができる」(エアフライヤー公式サイトより)そうだ。ただ、一切油を使わない