実際にWindowsを起動した場合、デスクトップが表示されてからしばらくの間は反応が鈍くなることが多い。これはスタートアップアプリケーションなどの実行により、ディスクへのアクセス量が多くなることが原因だ。そこでメモリ使用量の変動を確認してみた。ここではスクリプト開始直後の空きメモリと、5分後の空きメモリを記録している。なお、ここで記録した空きメモリはタスクマネージャーの「パフォーマンス」タブで「利用可能」と表示される容量を示す。これは未使用のメモリーサイズとキャッシュとして使用されているメモリサイズを合計した容量だ。 未インストール状態と比べて、空きメモリの減少が少なかったのはNIS 2011とウイルスバスター2011だ。特にNIS 2011は5分後の空きメモリが未インストール状態と比較して約29Mバイトの差しかなく、非常にメモリ使用量が少ないといえる。また、最初の5分間に転送されるデータ