本書は2014年11月27日に発売されたのですが、10月にツイートした時点で雑誌『Number』で一部連載されていました。 そちらで少し読んでみて、その時点でめちゃくちゃおもしろかったので私自身は書籍化を切望しておりました。 それが書籍化されたので、早速購入して読みました。 結論から言うとめちゃくちゃ楽しく読むことができました。 まずはじめに この本はあくまでザッケローニ監督の通訳である矢野氏の日記であり、日本代表の総括ではありません。これは矢野氏自身が本書のあとがきでもそう記しています。 誤解していただきたくないのは、この『通訳日記』は4年間の日本代表活動の総括でもなければ、勝因や敗因を提示するものではないということ。 引用元:『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』p.396 戦術や勝因、敗因について矢野氏は言及していません。 それではどういったことが書かれていたのか。 「通訳」で
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