中国の広東省市場監督管理局は3月4日、「2021年知識産権促進プロジェクト実施についての通知」を発出し、各市知識産権局に対して、政府補助金の支援対象として地理的表示製品(GI製品、注)の運用と促進を行うよう指示した。広東省では、登録されたGI製品が2020年7月時点で153件あり、全国3位となっている。広州市黄埔区は既に補助金制度を設けており、GIマークを登録した企業に対して50万元(約850万円、1元=約17円)、GIマークの使用資格を取得した企業に対して20万元の補助金を支給している。 広東省内では、国家レベルのGI保護モデル地域として、江門市(新会地区)と雲浮市(羅定地区)の2つが指定されている。同省市場監督管理局によると、江門市の特産品で地域ブランドの「新会陳皮」(ミカンの皮を3年以上乾燥させたもので薬膳・漢方のさまざまな効用がある)の2019年の生産総額は約85億元。847のミカ
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