部屋の二酸化炭素濃度を測定しよう ラズパイでCO2センサーを作る:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第47回) 新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令され、在宅勤務をしている人も多いでしょう。そこで気になるのは部屋の空気品質です。空気の品質というと真っ先に思い出すのは二酸化炭素の量でしょうか。そこでラズパイを使ってCO2を計測し、部屋の換気をする目安してはいかがでしょうか。 今回使うデバイスは「CSS811」というセンサーが載っている「SEN-CCS811」(1499円)です。SEN-CCS811はI2Cを利用するので、電源とGNDの他、SDAとSCLの2本で接続できます。SDAとSCLを使って他のデバイスとデイジーチェーン接続も可能です。 SEN-CCS811は二酸化炭素相当物(eCO2)や金属酸化物(MOX)レベルを含む、総揮発性有機化合物(TVOC:Total Vola