これは、自然言語処理 Advent Calendar 2021の20日目の記事です。 新卒2年目のエンジニア、吉成です。 普段はフォルシアのDXプラットフォーム部・技術研究所という2つの部署に所属し、web開発と自然言語処理の二足の草鞋を履いています。二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉もありますが、今はひーひー言いながらも二兎を追えるエンジニアを目指しています。 ところで皆さん、依存構造解析してますか? 依存構造解析は自然言語処理の実応用において重要な基礎解析の1つです。文中のどの単語(あるいは句)がどの単語(句)に依存しているか、またそれらの単語(句)間はどんな関係を持っているのか(依存構造)を解析します。一般的に依存構造解析は、文を単語や形態素に分割したり、単語や形態素に品詞のラベルを付与したりする形態素解析と呼ばれる処理の後に行われます。 (画像:「部屋から見える夜景が美しかった。