サイバーセキュリティのスタートアップ「Shift5」の共同創業者でCEOのJosh Lospinosoと、もう1人の共同創業者であるMike Weigandは、共にNSA(米国家安全保障局)傘下のエリート部隊TAO(Tailored Access Operations)の出身だ。TAOは、敵国のネットワークにサイバー攻撃を行う秘密組織で、2013年に元NSA職員のエドワード・スノーデンがリークした内部文書で、その存在が広く知られるようになった。 LospinosoとWeigandらは、サイバー軍で培った知識を50名の専門家を抱えるShift5の事業に活用しており、10月12日に、2000万ドル(約23億円)を調達したことを明らかにした。今回のラウンドはニューヨークの645 Venturesが主導し、Squadra VenturesとGeneral Advance、First Inらが参加し