6月20日、チェコの首都プラハ中心部で、第2次世界大戦中に旧ソ連軍が使用した戦車が、ピンク色に塗られて展示されている(2011年 ロイター/David W Cerny) [20日 ロイター] チェコの首都プラハ中心部で、第2次世界大戦中に旧ソ連軍が使用した戦車が、ピンク色に塗られて展示されている。 この戦車は大戦以降、同市で展示されていたが、1991年に地元のビジュアルアーティストのダビド・チェルニー氏が、友人らとともにピンクに塗装した。 チェコでは現在、ソ連軍の駐留終了から20周年となるのを祝う記念イベントが開催されているが、戦車は20日、1週間貸し出されていた軍事博物館からプラハに移すために船で輸送された。
尾びれによって体内を自力で進むカプセル型の内視鏡を使い、人の胃や腸内部を撮影することに、大阪医大や龍谷大などのチームが成功し、21日発表した。 米SF映画「ミクロの決死圏」に登場した超小型潜航艇さながらに、消化管内を自由に動き回り、狙った患部を観察できる。数年以内の実用化を目指す。 長さ2・5センチ、直径1・2センチの錠剤型カプセル内視鏡に、磁石を内蔵した樹脂製の尾びれを装着。N極とS極を高速で入れ替えることでひれを動かす。胃の撮影では口から飲み込み、大腸では肛門から座薬のように入れる。尾びれの長さも部位によって変え、胃は2センチ、大腸は4センチ。 カプセル型内視鏡は既に実用化されている。だが、のみ込んだ後に腸のぜん動運動によって移動するだけなので、胃は撮影できず、大腸は到達するまでに10時間程度かかっていた。
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