不登校はどうすれば解決するのか。不登校の子どもを平均3週間弱で再登校に導く独自プログラムを提供するスダチ代表の小川涼太郎さんは「不登校のきっかけとなった出来事を解決しても、再登校できるようにはならない。大事なのは、子ども自身が問題に向き合う力を引き出すことだ。そのためにはクリアすべき5つの条件がある」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、小川涼太郎(著)、小野昌彦(監修)『不登校の9割は親が解決できる』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。 ■不登校は必ず解決できる いま、不登校に悩む方が増えています。 少子化で子どもの数は減っているにもかかわらず、不登校の子どもたちは増え続けており、約30万人(2022年度)もの小中学生が学校に行くことができていません。社会としても見過ごせない大きな問題であり、メディアでも不登校問題がよく取り上げられています。 いまでは、不登校は珍しい
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