まるでゲームの世界から飛び出してきたかのような、近未来なデザインと世界観が特徴のサイバーファッションを着こなすことに特化した「サイバー系モデル」として活躍されている斎藤ゆきえさん。唯一無二の妖しく美しい世界観に憧れ、彼女が主催する撮影会には若い女性はもちろん、さまざまな人が訪れる。今でこそ企業からオファーが殺到する斎藤さんだが、小さな頃には吃音症(きつおんしょう)が原因で学校で仲間外れにされた経験がある。今は彼女自身が「身体的特徴の一つに過ぎない」と考える斜視も、サイバーファッションに出合う前は彼女にとって「障がい」の一つだったのだ。100均アイテムやプラスチックごみで作った衣装で夢のモデルデビューを果たした彼女のここまでの道のりや、コンプレックスを乗り越えた今だからこそ見える「これからやりたいこと」「目指すもの」を伺った。 「サイバーファッション」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
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