先月下旬から国内のインターネットサイトに対するサイバー攻撃が直近の3カ月平均に比べて25倍に増えていることが分かりました。 国内1万5000以上のサイトを対象にした調査によりますと、2月16日以降、不正アクセスや不審者による攻撃などが直近の3カ月平均と比べて25倍に増えています。 ただ、どの国からの攻撃かは特定するのは難しいということです。 サイバーセキュリティクラウドは「大企業ではセキュリティー面への投資が進んでいても、関連会社では対策が行き届いていないケースが多く、取引先である中小企業が狙われる傾向にある」と指摘しています。 ロシアのウクライナ侵攻が始まってからサイバー攻撃のリスクは高まっているとして、経済産業省や金融庁などは注意を呼び掛けています。