アマゾン ジャパンは電子書籍配信サービス「Kindle(キンドル)ストア」を日本で2012年10月25日にオープンした。11月19日には電子ペーパーを使った電子書籍端末「Kindle Paperwhite」の出荷が始まった。日本での電子書籍サービスに関する最新事情と今後の展望をアマゾン ジャパン ディレクター Kindleコンテンツ事業部長の友田雄介氏に聞いた。(聞き手は、松元英樹=日経パソコン)
写真●米Amazon.comのラス・グランディネッティ Kindleコンテンツ事業部バイスプレジデント(写真左)とデーヴ・リンプ Kindleデバイス事業部バイスプレジデント(写真右) 撮影:陶山勉 Amazon.co.jpを運営するアマゾン ジャパン(以下、アマゾン)は2012年10月24日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズの国内向け4モデルの予約を開始したことや、日本向けの電子コンテンツ販売サイト「Kindle ストア」を25日にオープンすることなどを発表した(関連記事:アマゾンが日本向けKindle最新4モデルを予約開始、「無料3G通信付きで1万2980円」の衝撃)。 かねがね噂になっていた“黒船”がついにやってきたことにより、これを機に国内の電子書籍市場や7インチクラスのタブレット端末市場が大きく動き始めるのは間違いない。本日の発表に合わせて米Amazon.comから担当者
米Amazon.comのタブレット端末「Kindle Fire」の詳細が明らかになった。7インチディスプレイを搭載し、価格は199ドルとiPadを大幅に下回る。 Kindle FireはAndroidを採用したタブレット端末。3G接続やカメラ、マイクなどを省いた分、iPad(499ドルから)を大幅に下回る戦略的な価格で登場する。 同社のジェフ・ベゾスCEOは「われわれはプレミアムな製品をプレミアムではない価格で提供する」と自信を見せた。 Kindle Fireは7インチのIPS液晶ディスプレイ、デュアルコアプロセッサを搭載する。Webブラウジングの処理をクラウド(EC2)と本体とで分割して行う「Amazon Silk」lに対応する。
出版会局長「日本人は紙質や装丁にこだわりがあるから電子書籍は成功しない」 1 : アオチビキ:2010/05/03(月) 10:13:34.40 ID:T98YOJ8u PLT 電子書籍:「電子書籍元年」出版界に危機感 東京電機大出版局長・植村八潮さんに聞く 電子書籍に詳しい東京電機大出版局の植村八潮局長に、今後の出版界で予想される変化、展望を聞いた。 −−いま出版界が直面している問題は。 ◆電子書籍を含めてコンテンツビジネスは、端末生産から販売サービスまでを一企業が提供する、アマゾンやアップル、グーグルなど「プラットフォーマー(基本的な仕組みを提供する企業)」の時代になるといわれている。その流れは止められないにしても、すべて米国企業でいいのか。 音楽業界のようにほぼ一手に握られることになれば、間違いなく日本の出版活動は続かなくなり、書店や流通の問題というより、日本の国策、出版文化として不
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