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社会とハイエクに関するmasato611のブックマーク (4)

  • フリードリヒ・A・ハイエク「隷従への道 全体主義と自由」 - 備忘録

    隷従への道―全体主義と自由 作者: フリードリヒ・A.ハイエク,Friedrich A. Hayek,一谷藤一郎,一谷映理子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1992/07メディア: 単行購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (35件) を見る 第1章 見捨てられた道 欧州近代史の全期を通じ、社会発展の一般的方向は、慣習・法規により拘束された個人を開放することにあり、その最大の結果は、驚くべき科学の進歩。しかし自由主義政策の緩やかな進歩への「苛立ち」から、世紀の転換期頃、その基的教義に関する信念が放棄されることになる。この様な思想的方向の変化は、これまで思想が場所的に移動した方向と明らかに全く逆。 第2章 大きなユートピア 根的に個人主義的制度である民主主義は社会主義と調和せずに対立することをド・トクヴィルは認める。「民主主義はすべての可能な価値を個人に認めるが

    フリードリヒ・A・ハイエク「隷従への道 全体主義と自由」 - 備忘録
    masato611
    masato611 2007/09/08
    ハイエクの特徴はルールを重視し恣意性を持つ計画主義に批判的な所にある。個人の目的や欲望が複雑に絡む近代社会では、情報を伝達する価格機構(=市場経済)が重要であり、それによって個人を目的とすることは可能
  • 間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録

    ケインズとハイエク―「自由」の変容 (中公新書) 作者: 間宮陽介出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る第1章 喪われた世界 功利主義者は、「善い」を快によって定義するのに対し、ムア倫理学では、功利主義の前提とする「善い」の定義可能性を否定。「善い」は、直覚に拠って、直示することに拠ってしかその内容は分からず、「...である」という形では定義できない。ムア倫理学では、「善い」をある有機的統一を成している全体である、とみるが他方で、理想を最大最高の善とし、その不可欠の要素として、人間の交わりと美的享受を挙げる。 ハイエク感覚論の特徴は、感覚を外部世界の刺激が与えた感覚器官への刻印とはみず、それが神経系により識別分別され、別の秩序に変換されたものとみる点。カントは、世界を人間精神の構成物とし、世界を構成する

    間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録
  • http://pweb.sophia.ac.jp/~hirai-t/hayekth.htm

  • 自生的秩序 - 池田信夫 blog

    一昨日の記事にはすごい反響があり、昨日は当ブログで過去最高の2万アクセスを記録したので、少し学問的な付録を付け足しておく。 「自由度」とは何のことかわかりにくいというコメントがあったが、この元ネタは実はハイエクである。彼は、個人が効用を最大化するという新古典派経済学の功利主義を斥け、「パレート最適」のような福祉最大化を政策目標とすることも否定した。彼が法秩序の原則として掲げたのは、「任意のメンバーがその目的を達成するチャンスをできるかぎり高めること」である(cf. Gray)。その結果として所得が最大化されることは望ましいが、それは副産物にすぎない。これは効用を最大化する自由度(オプション価値)を最大化する「メタ功利主義」ともいうべきものだ。 ハイエクは社会で特定の目的を実現しようとする「ユートピア社会工学」を否定したが、制度(ルール)の設計を否定したわけではない。重要なのは、人為的に

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