これからの日本の誇りの期待の星は「質の高いサービス」 それでは最後に、この失われた20年という厳しい時代の中でも、日本の誇りとして急上昇した項目をご紹介しましょう。それは「質の高いサービス」です。1992年には21.2%あったものの、2000年には10.8%までダウン。その後伸張を続け、2012年には35.2%まで上昇しています。 前述の「国民の義理がたさ」「国民の人情味」同様のV字回復タイプなのですが、ここまで大きく回復しその後も大きく伸張した項目はありません。サービスの質の高さとは、どれだけデジタルなコミュニケーションやソーシャルメディアといったインフラが浸透しても、求められるものであり、世界のフラット化がいかに進もうが、他国に対して日本が唯一無比の価値を発揮しうる領域であると、日本の生活者が感じ始めているのでしょう。 「おもてなし」や「ホスピタリティ」という言葉がよく聞かれますが、そ
「誠」とは、私達が今までこの勉強会で取り組んできた、「努力の精神を養ふ事」「礼儀を重んずる事」「血気の勇を戒むる事」この三つの訓の総集編のようなものです。武士が求めた窮極の道がこの「誠」です。 「誠」この精神を、武士は最も崇高な徳と考えていました。「誠」とは、端的に言えば誠実」「真心」の事です。仁、義、礼、智、信、これらすべての心が備わり、形となって表れた行動それが「誠」です。 「誠なる者は、天の道なり。これを誠にする者は、人の道なり。誠なる者は、勉めずして中たり、思わずして得、従容として道に中る、聖人なり。これを誠にする者は、善を択びて固くこれを執る者なり。」 (訳: 誠とは(天地万物の主催者、神)が求めた窮極の道である。この誠を身に付けるように努力するのが人としての道である。誠が身に付いている人は、努力をしなくても、目的に向かい、あれこれと思慮を巡らし迷うことなく自然と目的を達成する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く