日経平均は、アメリカ経済を見極める必要性から後場に買いが不在の中、パニックにて急落しました。これでも値幅的には暴落ではないのが、不思議なくらいです。8月1日にミズホなどのメガバンが新興のように崩れ、その後、低PERの商社、造船が崩れ、コマツのような企業が崩れていく中で、シビアなようですが今回の下げは逃げ場はあったように思います。 FRBが、緊急の公定歩合下げ。これで、サブプラ問題が実経済に悪影響を及ぼす恐れのあるインフレより、大きな実経済への問題であることの認識が示されたわけです。これで、引き金が引かれました。 最も悪いシナリオが、最後の砦のFF金利下げを行っても、マーケットが歓迎しなくなった時です。その時、世界中に買い手が不在な時代になります。その時に、暴落します。それは、巨大台風の目のように静かだけど、世界中のマーケットから感じるものでしょう。余談ですが、その時に中国が米国債を売りにい