タグ

ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (6)

  • はじめて村上春樹を読む人のためのブックガイド - 琥珀色の戯言

    せっかくの機会なので、僕の独断と偏見で「オススメの村上春樹作品ガイド」を書いてみます。 「そんなに言うんだったら、いままで読んだこと無かったけど、一冊くらい手にとってみるのもやぶさかではない」と考えておられる方に届きますように。 蛇足ですが、僕と村上作品について、簡単に触れておきます。 僕は1970年代の初めに生まれたのですが、初めて村上春樹作品を読んだのは、『ノルウェイの森』(1987)でした。 当時は「現代小説」というものにあまり興味がなくて、歴史モノとかドキュメンタリー、SFばかり読んでいたのですが、大ベストセラーになったこの作品、僕が当時通っていた全寮制男子校では、「ものすごくエロい」ということで評判になっていたんですよね。同級生の好きのなかでは「図書館で借りられるポルノ小説」みたいな位置づけでした。 これは何度か書いたのですが、『ノルウェイの森』を読んだ童貞高校生の僕のいちばん

    masato611
    masato611 2013/04/13
    村上春樹
  • 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言

    昨日、子供が生まれた。 妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈

    昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言
    masato611
    masato611 2012/07/30
    になったおかげで、子どもの頃の自分との距離がうんと近くなった。その頃の父親の姿がくっきりとしてきて、当時はわからなかった父親の思いが少しずつ伝わってくるようにもなった。そのことを、ぼくは幸せだと思って
  • 「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言

    「ねえ、今日どこにごはんべに行く?」 「どこでもいいよ」 「いや、僕は君が行きたいところに行くよ」 「私はどこでもいから、決めて」 「そんな遠慮しなくていいからさ」 「遠慮なんてしてないって」 「せっかく決めていいよって言ってるのに」 「だからこっちも好きにしていいよ、って言ってるじゃない!」 僕は優柔不断な人間なので、こういう会話をさんざんやってきました。 当に、人間って学ばない生き物ですよね。 とくに、「自分が良いことをしている」と思っている場合には。 夕の店を決めるときに、誰かと相談していて、なかなか店が決まらない。 こういうときの僕は「相手は何か希望を持っているのに、遠慮しているはず。心を引き出して、希望に沿ってあげなくては!」 と、勝手に考えていたのです。 相手の希望をきいてあげるのが「親切」であり、「紳士的な態度」なのだと。 でも、最近ようやくわかってきました。 こうい

    「決められる人」の強さ - 琥珀色の戯言
    masato611
    masato611 2012/03/16
    世の中には、「自分が決断者になることに、ストレスを感じる人」が、少なからずいるのです。
  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

    自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言
    masato611
    masato611 2011/03/07
    あなたの「運の良さ」を「正しさ」にすり替えているんじゃない?
  • 「はてなダイアリー」が「アメブロ」に勝てない理由 - 琥珀色の戯言

    五輪選手、ブログで音 中傷受けて削除も(asahi.com) 日選手団の主将も務める柔道男子100キロ級の鈴木桂治選手は1回戦で敗退、敗者復活戦も初戦で敗れた。18日、ブログに「誰とも会いたくないし、なるべくなら帰国もしたくないくらいです」と書き込んだ。読者のコメント欄には「謝る必要なんてない」「最後まで、主将を全うしてください」と励ましのメッセージが連なる。 しかし、14日の敗戦直後は、「練習していないで遊んでいるからこういうことになるんだ!」「暴言ばっかだねココ」といった書き込みが相次ぎ、ブログの管理者は削除に追われた。 鈴木選手ら6人と1チームの五輪出場者も利用するサイバーエージェント(東京都渋谷区)の「アメーバブログ」は、ブログ開設者約357万人のうち芸能人やスポーツ選手が約2300人を占める。人気ブログも多いが中傷が殺到する「炎上」の危険もあるため、タレントやスポーツ選手のブ

    「はてなダイアリー」が「アメブロ」に勝てない理由 - 琥珀色の戯言
    masato611
    masato611 2008/08/24
    外部委託を中心に約20人が書き込み内容を監視している。「わいせつな内容や中傷に加えて、スポーツ選手はプレーへの批判も削除対象
  • 『はてな』はサービス業失格 - 琥珀色の戯言

    ネット規制よりもユーザーによる制裁を(池田信夫 blog) ↑のエントリや、このエントリのブックマークをあたってみると、池田先生の主張全般には賛同しがたいです。しかしながら、池田先生の抗議に対する「はてな」の対応を読んで、僕は驚いてしまいました。 「はてな」を運営している人たちは、自分たちが「サービス業」であるという認識が決定的に欠けているのではないか、と。 以下は池田先生のblogからの引用です。 私も「死ねばいいのに」というタグを執拗につけてくるはてなユーザーがいるので、はてなに抗議したところ、「来の意味から申しますと好ましい表現ではありませんが、実際には、慣用句的に使われている場合も多くみられる」ので何の対応もしないという回答が来た。しかしそのユーザーはその後も同様のコメントを繰り返し、12/8には こういう自称「厳しい」連中には激しい殺意が沸く。 と私を殺害する意図を表明するコメ

    『はてな』はサービス業失格 - 琥珀色の戯言
    masato611
    masato611 2008/06/05
    「死ねばいいのに」というタグを使えなくすることによって「本来持っている価値が全部失われてしまう」サービスなんて、もともと価値は無いんじゃないの?
  • 1