今日の横浜北部は梅雨空の一日でした。傘を持たずに出たらちょっと失敗。濡れました。 さて、昨日と少し関連する話題について。 長年「戦略とは何か」ということを人よりは少しだけ考えてきた自分なんですが、戦略論の文献などを読んでいても、とてもむなしくなる瞬間があります。 それは、「これを読んでいる人たちって、そもそも本気で成功したいと思っているのだろうか?」という根本的な点。 戦略の分野で有名な本、たとえばクラウゼヴィッツの『戦争論』や孫子(孫武)の『兵法』などは、その読者の対象は、どちらかといえば「殺されないように必死で生き残りをはかりたい!」という人たちばかり。 ところが、それを読んでいる、私を含む現代のわれわれのの中で、本当にこれらが書かれた当時の「必死さ」で戦略を学ぼうとしている人っているのかといえば、ここはかなり疑問なわけです。 これは「読み手の問題」ということも言えそうなのですが、この
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