韓国のゲームソフトパブリッシャー、ハンビットソフトは日本における新展開を開始するとともに、欧米を軸にした世界戦略を強化する。 同社会長で自ら日本戦略の指揮を執る金榮萬(キム・ヨンマン)氏は近く、日本法人の社長を退任。新社長を迎え、IPO(新規株式公開)を軸とした資金調達を行い、アジア展開を見据えたコンテンツ開発を強化していく方針だ。 退任する予定の金氏は韓国のテコ入れおよび欧米攻略に軸足を移す。特に、欧州攻略を重視しており、近く、欧州に3拠点目となる海外の現地法人を設立する。 金氏にハンビットソフトにおける世界戦略の現状と今後の展開を聞いた。 「グラナドで基盤構築できた」 --日本展開の現状を教えて下さい。 ハンビットソフトの世界戦略における重要な日本の現地法人、ハンビットユビキタスエンターテインメント(HUE)は戦略的なパートナーが欲しかった当社と、金融系以外の業界でのサーバシェア拡大、