デルは2014年2月27日、GPU(グラフィックス処理ユニット)を利用したアプリケーションシステムの動作や性能を検証するための施設「デルGPUソリューションラボ」を、2月28日付で東日本支社(東京・港)内に設立すると発表した(写真1)。 設備は1ラックと小規模だが、GPUを搭載したPCサーバーを自由に利用できる環境を用意した。さらに、ユーザー企業先に1カ月間貸し出すための検証機材(現在は15セット)も用意した。 デルGPUソリューションラボは、アプリケーションを自由に持ち込んで検証できるGPU検証設備。2013年11月から試験的に運用を始めており、現在製造業者を中心に、1週間当たり2~3社のユーザー企業が検証設備を利用している(利用時間は1回当たり半日程度)。貸し出し用の検証機材15セットも、常時貸し出されている状態という。 CADワークステーションの仮想化がGPUを後押し 想定するGPU
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