昨年1年間に結婚相手を探すための活動「婚活(結婚活動)」をしたことがあるという未婚者が、20~40歳代の男女で約4割にのぼることが21日、東京大学のアンケートで分かった。晩婚化が進む“結婚難時代”に幅広い層が真剣に出会いを探していることを示すデータで、婚活は男性よりも女性に成果が出やすいとの実態も浮き彫りになった。 平成17年の国勢調査によると、30歳代前半で男性の47%、女性の32%が未婚という。国立社会保障・人口問題研究所の調査では未婚者の9割は結婚したいと考えており、若者の晩婚化は深刻な問題になっている。 調査は、東大社会科学研究所が平成20年1~3月、21~41歳の男女3965人を対象に実施した。その結果、19年の1年間で、結婚相手を見つけるために何らかの「婚活」をしたという未婚者は男性で39%、女性で36%にのぼった。 婚活の方法(複数回答)は、「友人や知人に紹介を依頼」が男性5