米国で企業活動の監視活動を行う団体が米外食大手マクドナルドに対し、同社がシンボルとして長年、使用しているピエロのキャラクター「ドナルド」の引退を含む販促活動の自粛を求め、同社が真っ向から拒否する騒動が持ち上がっている。 米団体「コーポレート・アカウンタビリティー・インターナショナル」は、ドナルドなど子供に人気のキャラクターを使ったマクドナルドの販促活動が、米国人の不健康な高カロリー食品の需要をあおったと主張。広告を含む販促活動を大幅に縮小して喫煙率が下がったたばこの例をあげて、同社に決断を迫った。 米メディアによると,米マクドナルドは「ドナルドはバランスがとれた食生活を提案している。彼の存在は永遠だ」として,活動自粛を拒否した。(共同)