地下鉄大通駅コンコースに出現した巨大な見学窓。地下道と作業風景を見ることができる=11日午前8時すぎ(近藤整広撮影) JR札幌駅と大通公園をつなぐ札幌市中央区の札幌駅前通地下歩行空間の工事作業が見られる見学窓が11日、地下鉄大通駅に設置された。高さ1・5メートル、幅10メートルの窓から、札幌駅へと続く680メートルの地下道と作業風景を見ることができる。 歩行空間は、地下鉄さっぽろ駅と大通駅間の既存の地下コンコースを地下道で結ぶ事業。さっぽろ駅側の520メートルは札幌市が、大通駅側の160メートルは札幌開建が工事を担当し、2010年度の完成を目指している。 見学窓は、札幌開建が、工事への理解を深めてもらおうと大通駅の北改札前に設置し、秋まで一般公開する。 地下コンコースに、突如現れた巨大な窓とその奥に続く工事中の地下道。通勤を急ぐ市民の中にも、足を止めて見入る人の姿が見られた。 道内記事一覧