モノレールの山頂駅からは、高架を走るJR東北新幹線のほか、貨物列車や道路を走る都電も一望できる=北区の飛鳥山公園山頂駅へ向かうモノレール=北区北区のホールなどが入る「北とぴあ」17階展望ホールからは、上り下りするモノレールとJRの特急などが一緒に見える 【福井悠介】東京一低い山と地元がうたう北区の飛鳥山。「登山者」向け区営モノレールが好評で、開業4年目の4月で、利用者が100万人に到達した。山は江戸の昔から桜の名所だが、いまは、新幹線や貨物列車が一望できる鉄道ファン人気のスポットにもなっている。 モノレールは、約2億6千万円をかけ、2009年7月17日開業。王子駅前の「公園入口駅」から、標高25・4メートルの飛鳥山公園「山頂駅」までレールの長さ48メートル。電動車両が時速1・8キロで走り、片道約2分。エアコン付きの車内は16人乗りで、車いすやベビーカーも利用できる。 午前10時〜午後