広島市の新交通システム、アストラムラインの軌道に、上を走る高速道路の高架橋からコンクリート片が剥がれ落ちているのが見つかり、アストラムラインは一部の区間でおよそ7時間にわたって運転を見合わせました。 コンクリート片は撤去され、アストラムラインは始発から運転を始めましたが、その後、ネクスコ西日本が調べたところ、コンクリート片は上を走る広島自動車道の高架橋から剥がれ落ちていたことが分かったということです。 このため、アストラムラインは、午前7時前から長楽寺駅と広域公園前駅の間の上下線でおよそ7時間にわたって運転を見合わせ、多くの利用客に影響が出ました。 ネクスコ西日本によりますと、軌道上に落下していたコンクリート片は4つで、最も大きなもので10センチから15センチ四方、重さがおよそ1キロあり、軌道の下を走る県道にも複数、落下していたということです。 現場の高架橋は昭和60年に設置され、去年の定