米国で再びネット企業の活動が活発になっています。昨年11月にはツイッターが上場して話題になりましたが、次のツイッターを目指す新しいサービスが米国では次々と誕生しています。日本ではLINE(ただし資本は韓国)など一部の例外はありますが、グーグルやフェイスブック、ツイッターのように世界的に通用するサービスはあまり生み出されていません。その原因はどこにあるのでしょうか? 画期的なネット上のサービスを生み出すためには、高い技術力が必要であることはいうまでもありません。しかし日本は基本的な技術力で米国よりもはるかに劣っているのかというと決してそうではありません。グーグルに匹敵する検索エンジンの技術は日本にもたくさんありましたし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の分野でも日本企業のレベルはかなり高いといってよいでしょう。 しかしながらグローバルに成功する企業のほとんどは米国に集中してい