先月末に発生していた亡命しようとしていたチベット人が中国国境警備隊に銃撃され少なくとも1人が死亡したという事件について。 前回のコメント欄で果科さんが、この事件を捉えた映像を報じたニュースを紹介くださり、更にその映像を訳してくださいました。それを以下で改めて紹介してみます。果科さん、ありがとうございます。 ニュース映像は「Exclusive footage of Chinese soldiers shooting at Tibetan pilgrims」です。 (銃声)イヌを撃ってるみたいだな。(銃声2発目) 雪に閉ざされた高山を、数十人のチベット人がダライラマに会えることを期待して、静かに歩いていた。登山家が集まっている様子を写すカムコーダーの静穏は、マシンガンによる殺人で破られた。 登山家達は中国兵が射撃姿勢で立っているのを見た。銃弾は人の肉体に当たった。チベット人は地に倒れこんだ。そ
■ノーベル賞が出そろった。今年はノーベル文学賞は日本の村上春樹氏かも、と一瞬どきどきしたが、残念でした。実は私は個人的に、もうひとつ、どきどきしながら見守った賞がある。ノーベル平和賞。191人の候補者中に、ウイグル人権擁護活動家の亡命ウイグル人女性、ラビア・カーディルさんがノミネートされていたのだ。結局、選ばれたのはバングラディシュの銀行家、ムハマド・ユヌス氏。日本も中国もとれませんでした、ということで、今日は中国とノーベル賞の話題をとりあげたい。 ■学問・文化の発展は精神の自由があってこそ 中国にノーベル賞が取れないわけ ■ラビアさんノミネートについては、産経紙面でも紹介した。ネットには転載されなかったので、ここでもう一度、紹介。 ■ラビアさんは58歳、新疆ウイグル自治区がまだ「東トルキスタン」と呼ばれていたころ、アルタイの中流家庭に生を受けた。共産党軍の侵攻後、貧困を抜け出るために
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