Windowsフォーム用のWebBrowserコントロール(.NET Framework 2.0以降で利用可能)では、UriプロパティにURLを設定するか、URLを引数にしてNavigateメソッドを呼び出し、ページを表示するのが一般的だが、HTMLコードの文字列をWebページとして表示することも可能だ。ここではその方法を2つ紹介する。 DocumentTextプロパティによる表示 1つ目の方法は非常にシンプルで、WebBrowserコントロールのDocumentTextプロパティに、HTMLの内容を含んだ文字列をセットするだけだ。 次のサンプル・コードでは、WebClientクラス(System.Net名前空間)によりInsider.NETのトップ・ページのHTMLを取得し、それをWebBrowserコントロールに表示している。 // HTMLデータの取得 WebClient wc =