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2019年5月30日のブックマーク (2件)

  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

    満足度★★★★ 付箋数:23 1985年から始まった、ヒトのゲノムの 全塩基配列を解析するプロジェクト、 ヒトゲノム計画。 2000年6月26日、クリントン米大統領は ホワイトハウスで大々的に記者会見を行い、 ヒトゲノムの全配列の解読が終わったことを 全世界に宣言しました。 「ヒトゲノムプロジェクトは我々人類を 理解する偉大な一歩、そして人類が これまでに作ったものの中で、 もっとも価値のある地図になった」 実際には、その3年後の2003年に プロジェクトは完了し、約30億塩基対、 2万2000個の遺伝子を見つけました。 ちなみに、ゲノム(genome)とは遺伝子 (gene)と染色体(chromosome)の 合成語で、生物の持っている遺伝情報全体 のことです。 さて、ヒトゲノム計画で衝撃的だったのは、 約30億塩基対の全ゲノムのうち、 「98%」がタンパク質をコードしていない 「非コー

    DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か
  • AIが「ジャンクDNA」と呼ばれる領域から自閉症に関連する遺伝子を発見することに成功

    by Pete Linforth 生物の肉体を構成するタンパク質はDNAの塩基配列を元に合成されていますが、ヒトゲノムのうちタンパク質の合成に直接関与していることが判明しているのはわずか3%で、残りの97%は一体どんな機能があるのか分かっていない「ジャンクDNA」だといわれています。しかし、ヒトゲノムの解析にディープラーニングを用いることで、これまでジャンク(=ガラクタ)とされてきた領域から自閉症に関与している遺伝子を新たに発見することができたとの研究結果が科学誌Nature Geneticsに掲載されました。 Whole-genome deep-learning analysis identifies contribution of noncoding mutations to autism risk | Nature Genetics https://www.nature.com/ar

    AIが「ジャンクDNA」と呼ばれる領域から自閉症に関連する遺伝子を発見することに成功