使わなくなった親の家の売却はどのように行えばいいのでしょうか。著者の永峰英太郎氏が、実際に親の家を売却する際に経験した失敗や苦労などを盛り込んだ著書『親の家を売る。──維持から売却まで、この1冊で大丈夫!』(自由国民社)から、ここでは売却の流れと売り時についてお届けします。 親の家の売却の流れをつかむ 私は不動産の売却経験がまったくないなかで、しかも事前の勉強もせずに、親の家を売ることになりました。 そのため「不動産仲介業者にアポイントを取る」しか思い浮かばない状態でした。その結果、「売り出し価格って?」「瑕疵担保責任って?」「物件状況報告書って?」といった具合に、手探り状態で物事は進んでいきました。 いま振り返ると、もう少し勉強してから親の家の売却に挑むべきだったと反省しています。 今回、『親の家を売る。──維持から売却まで、この1冊で大丈夫!』をまとめるにあたり、さまざまな取材を進めた