密林で見つかった石切り場の跡に残る岩を測量する学生隊員ら。石材を割るために彫られた矢穴の間隔などを記録していく=スリランカ南東部・コティヤガラ村周辺で2023年8月8日、滝川大貴撮影
密林で見つかった石切り場の跡に残る岩を測量する学生隊員ら。石材を割るために彫られた矢穴の間隔などを記録していく=スリランカ南東部・コティヤガラ村周辺で2023年8月8日、滝川大貴撮影
1985年に境隊長によって発見された釈迦三尊像を3D計測調査する隊員たち=スリランカ南東部コティヤガラ村周辺で2023年8月7日、滝川大貴撮影 スリランカの密林に人知れず眠る未発見の仏教遺跡を求め、探検家・作家の岡村隆さん(75)ら社会人・学生でつくるNPO法人「南アジア遺跡探検調査会」(東京都)は今夏、計16人の探査隊を派遣した。前身となる探検調査から数えて14回、50年の節目となる今回は遺跡14カ所を発見、3カ所で3D測量を取り入れた再調査を行った。新型コロナウイルス禍後初の遠征隊は、後進を担う探検家の育成も狙う。 南東部コティヤガラ村のウィラ川沿いの密林を列になって進む。地表温度は60度近く、汗だくになりながら、ヤブを切り払って進むこと約2時間。密林奥の巨岩裏をのぞくと釈迦(しゃか)三尊像がそびえ立つ。隊長の境雅仁さん(66)が1985年に発見した磨崖仏遺跡「一仏二菩薩(ぼさつ)像」
中央アジア諸国に資源調査に行った。中央アジアは3年ぶりだったがJICA(国際協力機構)の鉱山開発の友人からのお誘いがあったからだ。彼とはアフリカのレアメタル調査を一緒にやった仲であるが資源貧国日本にとって鉱山開発の最後のレジェンドである。 ウクライナ戦争が終わらないので資源価格は長期的な上昇トレンド入りしたように見える。資源貧国日本は尻に火がついてから毎回慌てはじめる。まさに今の日本がその典型である。「備えあれば憂なし」は、分かっているが長期的視点が欠落しているから全ての資源価格が上昇してから騒ぎはじめるのだ。そこに円安ドル高が拍車をかける。 今後、数年間は資源高騰が続くと予見しているが、日本産業界は今こそ資源国との協力を通じて積極果敢にレアメタル資源の開発を目指すべきである。 「探検」と「冒険」の違い さて、日本は資源開発にしても外交にしても政治にしても経済開発にしても全てのことに探検精
サウスジョージア島(South Georgia)の山越えを達成した探検隊のティム・ジャービス(Tim Jarvis)隊長(左)とバリー・グレー(Barry Gray)氏(2013年2月10日提供)。(c)AFP/Jo Stewart/SHACKLETON EPIC 【2月11日 AFP】1916年に英国の探検家アーネスト・シャクルトン(Ernest Shackleton)が奇跡の生還を果たした南極探検の再現に挑戦していた英豪の遠征隊は、サウスジョージア島(South Georgia)の山脈を猛吹雪のなか3日かかって越え、11日未明にストロムネス(Stromness)の古い捕鯨基地に到達した。 探検隊のティム・ジャービス(Tim Jarvis)隊長(46)とバリー・グレー(Barry Gray)氏(38)は、シャクルトン隊が当時着用していたのと同じ衣類や装備だけを使い、900メートルの山越え
問題です!(SE:ジャジャン!) かつて「ロス・ジャルディン諸島」「イキマ島」「グランパス島」「中ノ鳥島」などが位置した海域はどこでしょう? さてさて。クイズ番組にこんな問題が出る日は来るだろうか。たぶん来ない。難問過ぎる! 解答解説もややこしくなりそうだし……。えっ? そんな島あったっけ、聞いたことない。地図にもない……。クイズマニアの方々からお問い合わせ殺到…かも! 答えは「北太平洋」である。それも日本の近海の島々だという。“かつて”は航海の安全には欠かせないものである水路誌や海図に記載されていた、れっきとした地図に載っていた島々である。しかも、「地図から消えた」のは決して大昔の話ではない。「ロス・ジャルディン諸島」が地図から正式に削除されたのは1972年のことであり、「中ノ鳥島」を領土編入する閣議決定手続きの瑕疵については、なんと1998年の参院総務委員会で質疑応答されていたというの
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