携帯電話を使ってSFA(sales force automation)などの営業支援システムを構築する事例が着実に増えている。こうした中でNECは,携帯電話を使ったSFAシステムに向けて,音声認識技術を積極的に活用したソリューションを開発・提供している。 携帯電話の高機能化がビジネス利用を促進している上に,「携帯電話の法人市場全体の伸びに比べても,SFA用途での導入は伸びが大きい。そこに音声認識を組み合わせることで,スピーディで確実,簡単に使えるソリューションを提供できる」(NEC 市場開発推進本部 ソリューションデザインセンター主任の森長剛氏)。 携帯電話のiモードやEZwebなどを使って,外出先からリモートで在庫状況確認や受発注ができるようなシステムは,最近では珍しくなくなってきた。そのシステムに音声認識を併用すれば,より使い勝手のいいSFAシステムが作れるわけだ。 携帯電話の“弱点”
2005年6月27日に東証マザーズに新規上場したアドバンスト・メディア(AMI)が強烈な買い人気を集め、初日は値がつかなかった。公開価格の16万円に対して、上場日翌日の28日に70万円(公開価格の4.3倍)でようやく初値をつけた。その後も、4営業日連続のストップ高になるなど快進撃を続け、7月5日には、一時135万円(公開価格の8.4倍)の高値まで買い進まれるなど破格の人気ぶりを示している。この人気の背景はなんだろうか。 AMIは、音声認識システムの開発や販売を主力事業にしており、具体的には電子カルテシステムへの文章入力をはじめとする各種ソリューションや、ライセンス、並びに音声インターフェースを用いたエンドユーザー向けのサービスを提供している。独自に開発した音声認識エンジン「AmiVoice(アミボイス)」を中心とした音声認識システムを利用し、コンサルティングやソリューションなどを手掛ける。
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