「アデリーペンギン」の待受Flash。さまざまなパターンが用意されている。写真は縄跳びをしているペンギン
「アデリーペンギン」の待受Flash。さまざまなパターンが用意されている。写真は縄跳びをしているペンギン
――最初に、W41CAの開発のコンセプトを教えていただけますか? 本間 敦氏(カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 戦略推進グループ 商品企画チーム) プロジェクトが始まる前、通常は開発ナンバーで呼ばれるのですが、このモデルは「WINスタンダード」という名前で呼ばれていました。2006年のWINスタンダード機種として最強のモデルを目指す、というところに主眼を置いて開発しています。 2004年12月にワイド液晶と2軸ヒンジを搭載したW21CAを発売し、非常に好評を得ました。次に続くポイントは何かというところで、商品企画、デザイン、マーケティングを含めて2006年春モデルの商品像を模索しました。 そして「WINスタンダード」として何を目指すのかとなったときに、W21CA、W31CAではやや大きかった「ボディとデザイン」や、「トレンド機能とパフォーマンス性能」、「販売される価格帯」、それに「カ
法林岳之 1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、PDAに至るまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindowsXP基本編完全版」や、「できるVAIO 基本編 2004年モデル対応」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。。 au/カシオ計算機『W41CA』、サイズ:49(W)×103(H)×22(D)mm、126g。フィエスタオレンジ(写真)、ノルディックホワイト、フィヨルドブラックをラインアップ 個性的なモデルが並ぶauの2006年春商戦向けのラインアップ。その第2弾として発売されたのがカシオ計算機製「W41CA」だ。従来のW31CAやW21CAなど、auのラインアップではハイエンド指向だったCAシリーズだが、今回はWIN普及モデルに位置付けられている。筆者も実機を購入したので、レポートをお送りしよう。 【この
1月19日に発表されたauの春モデルの中で、唯一ワンセグ放送に対応しているのがここで紹介する「W41H」だ。同製品がテレビ機能を重視した端末であることは、端末を見た人には一目瞭然。このデザインが一体どうやって生まれたのか。そして、まるで小型のテレビのような形状はどうやって実現したのか。開発者に話を聞いた。 “ワンセグ対応”を際だたせるテレビスタイル auのラインアップでは2台目のワンセグケータイとなる「W41H」の開発が始まったのは、一般的な端末の開発期間である1年よりもさらにさかのぼる2004年頃だったという。日立端末としては初めてのワンセグ対応機ということもあり、指標となる製品や端末が何もない、一からのスタートになった。 とはいえコンセプトははっきりしていた。「W41Hは、2006年4月1日から始まるワンセグ放送や、秋に導入される番号ポータビリティーをにらみ『AVケータイの日立』という
ワンセグ放送が視聴できる携帯電話は、現在NTTドコモとKDDIから計3モデルが発売中だが、中でも日立製の「W41H」は、ワンセグ放送の受信に特化した高機能な端末として人気が高い。いままでにない「ワンセグ」機能の搭載にはどのような苦労があったのか。「開発者に聞く『W41H』」のワンセグ編では、先に掲載したデザイン・機能編(4月22日の記事参照)に引き続き、開発現場の話をお届けする。 テレビ機能を中心に考えたユーザーインタフェース auの端末ラインアップの中で、“AVケータイの日立”というイメージを確立することを目指し開発されたW41Hでは、テレビのような外観デザインと2.7インチという大型のワイド液晶を採用することで独特の存在感を持つ端末に仕上がった。ユーザーインタフェースなどのソフトウェア開発を担当した、開発設計本部ソフト設計グループの後藤悦宏氏は「他社製品には絶対負けないといえるだけの機
1月12日、KDDIが乗換案内や目的地検索を音声で入力できる「声de入力」を発表した(1月12日の記事参照)。これは同社が以前から開発していたDSRと呼ばれる技術をau携帯電話向けに転用したものだ(1月12日の記事参照)。 筆者も、昨日の発表会で実際に試したが、乗換検索や電話番号入力に関しては、かなり高い精度を見せた。ただし、音声入力システム利用時特有のリズムとイントネーションで話さないと、「ほぼ確実な入力」にならないのも事実。吉岡記者も書いているように「慣れ」は必要だ(1月12日の記事参照)。 声de入力に限らず、「音声入力の難しさ」は、いかにユーザーに慣れてもらうかにある。店頭購入時もしくはサービスの初期利用段階に、ユーザーがトレーニングする仕組みがほしいところだ。 改善の余地が大きい施設名検索 一方、住所検索や施設名検索では、改善の余地が大きいと感じた。 まず住所検索であるが、都道府
KDDIは7月13日、電話番号情報を記録したICカード「au ICカード」を採用すると発表した。9月に対応携帯電話2機種「W32S」と「W32H」を発売し(7月11日の記事参照)、WIN端末において今後標準対応としていく。 au ICカードはGSM圏やW-CDMAでいうSIM(UIM)カード。電話番号情報が記録されており、カードを差し替えることで複数の端末を容易に切り替えて利用できる。 今回「GLOBAL EXPERT」という名称で、GSM圏約160カ国へのプラスチックローミングも行うことを明らかにした。プラスチックローミングとは、au ICカードをGSM端末に差し替えて利用するローミング方式のこと。米国や中国のほか、英国、フランス、ドイツなどこれまでCDMA方式の「GLOBAL PASSPORT」が利用できなかった地域でもローミングが可能になる。なお当初は音声通話のみ利用できる。 またa
KDDIおよび沖縄セルラーは、SIMカードのau版「au ICカード」対応端末を2005年9月から投入する。 au ICカードは、利用者の電話番号などの通信接続情報や、GSMネットワークへの接続情報、PKIに基づく証明書情報を記録できるICカード。欧米のGSM端末で広く採用され、国内でもW-CDMA方式の3G端末で採用されているいわゆるSIMカードに相当する。 同社では、au ICカードに対応した携帯電話端末を今年9月に発売する予定。対応端末は11日に発表された「W32S」「W32H」の2機種。対応端末は順次拡大し、WIN端末はすべてau ICカード対応にする方針。au ICカードをGSM端末に装着することで、世界約160の国と地域で通話サービスが受けられるローミングサービス「GLOBAL EXPERT」も9月の対応端末発売と同時に提供が開始される。 13日には、東京ビッグサイトで開催され
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