竹内紀吉著「図書館経営論」の25.図書館員の役割と養成において、図書館員の今後の役割として情報システムのマネージャー、マネージャーとしての「政治的」活動(について書かれた文献)が紹介されている。 図書館の予算について決定権を持つだろう自治体に対し、図書館の活動について広く知ってもらうことが政治的活動であるとしている。図書館の予算が減ればどういう事態になるのかを説明し、図書館の必要性を訴え、予算を獲得することを目的とする。それを行うのも図書館員の役割だと述べている。*1 その「政治的」活動のひとつとして、マーケティングの手法(考え方)を取り入れられないかと最近考えている。マーケティングは主に企業など営利組織が利益を求めるために用いているイメージが強く、自然には受け入れられないかもしれない。けれど非営利組織のマーケティング*2という分野もあるし、マーケティング自体の考え方を当てはめるのはそうそ
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